何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

荏柄天神社 (鎌倉)

2011年09月27日 | 寺社巡り-神奈川

【神奈川・鎌倉市】平安時代の長治元年(1104)の創建と伝わる鎌倉でも古い神社で、その昔は荏柄山天満宮とも称された。 学業の神様・菅原道真を祀る日本三大天神の一つ(他の2つは福岡県の大宰府天満宮、京都府の北野天満宮)に数えられている古来の名社。
治承四年(1180)、鎌倉幕府を開いた源頼朝は、荏柄天神社を幕府の鬼門の守護神として仰ぎ、以後、幕府の尊社として篤く崇敬された。 本殿は、室町時代初期建立の鶴岡八幡宮の旧若宮社殿を江戸時代に移築した歴史あるもので、鎌倉期の建築様式の木材を残している鎌倉最古の木造建築。
また、拝殿は、関東大震災後の復旧工事の折、鶴岡八幡宮の仮殿を移築したもの。

参道を覆うかのように立つ古木の下を進んで朱色の明神鳥居に....両側に提灯が並ぶ石段を見上げると荏柄天神社の神紋の入った提灯が下がった門が見える。
正面に入母屋造りの拝殿が建ち、拝殿の正面両側に沢山の絵馬が....多分、学業成就を願ったものが多いと思うが、流石に学問の神様・菅原道真を祀る神社だ。 本殿は室町時代初期建立の建物を移築した歴史ある建物だが、拝殿を含めていずれも明るい朱塗りに古さを感じさせない。
境内社として熊野権現社があり、やぐらの中に祠がひっそりと鎮座、また、筆形の絵筆塚がある。
 
古木に覆われた参道の先に明神鳥居がある  石段の上に提灯が下がる門が....
 
社紋の入った提灯が下がる門       門から眺めた拝殿

入母屋造りの拝殿....鶴岡八幡八幡宮の仮殿を移築したもの
  
たくさんの絵馬が掛る拝殿     拝殿の右手奥に神輿庫がある    拝殿前に御神籤が....

拝殿(右)と本殿(左)....本殿は鎌倉期の建築様式と木材を残している

本殿は室町時代初期建立の歴史ある建物
 
神輿庫                                 立派な神輿
 
手水舎                  手水舎越しに眺めた拝殿
 
境内社の熊野権現社....やぐらの中に祠がひっそりと鎮座
  
筆形の絵筆塚            古い石灯籠               拝殿の脇に鎮座するお社
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