
【中国・福建省・寧徳・福鼎市】福建省の北東、福州から約200km離れた浙江省に接する寧徳地区の福鼎市泰嶼鎮に位置する。 太姥山岳は海抜約1000mで険しい峰を持ち、花崗岩の奇岩が見せる独特の神秘的な景観は、訪れる観光客の心を魅了する。 太姥山景区内には唐代創建の古刹や古跡が多くあり、道仙佛地と呼ばれていた。
晴天で猛暑だった先月の23日、福州から中国高速鉄道で太姥山景区に向かった。
太姥山駅前から少々乱暴な運転の小型バスに揺られること約30分、中腹にある太姥山景区入口に着いたが、そこから遠くに霞んだ神秘的な形の太姥山が望める。 日差しが強いので露天で麦藁帽子を買い、受付で料金115元を払って入場、そこからまた小型バスで曲がりくねった山道を約15分....やっと太姥山の山麓に到着。 山麓から眺める水墨画のような太姥山の景色に溜息をつき....まずは山麓にある古刹や史跡を訪ね、その後、いよいよ登山開始。

太姥山岳景区の入場門


太姥山の山麓に建つ国興寺、中腹に立つのは太姥山をバックに佇む麟儀亭



山麓の石段....もっと険しい石段が頂上まで続く 山に今にも落下しそそうな岩が


湧翆亭 湧翆亭から望む太姥山


山道の岩壁に刻まれた石刻は唐代のものか? 海波石(片状風化)

参道から眺めた太姥山


聚仙亭 聚仙亭から眺めた麟儀亭

仙杖峰(花崗岩象形貌)

金猫扑鼠(花崗岩象形貌)....左の岩の上に小さな鼠、右に大きな猫....分るかな?

金猫の背中に立つ人々


仙人鋸板(花崗岩中的節理)....まさに鋸で切ったようなシャープな溝だ!

玉免听潮(花崗岩象形貌)....意味が分からずだが、今にもずり落ちそう!

猴子照鏡(花崗岩象形貌)....右側の岩のことだと思うが....

三伏腰(花崗岩象形貌)



狭い岩の間に佇む石柱....石燈籠のようだが? 幻想的な雰囲気の滴水洞
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