
【中国・河南省・安陽市】甲骨片(亀の腹甲や牛や鹿の肩胛骨など)に刻まれた甲骨文字は王朝の占いの記録で、中国最古の体系的文字。 5000字以上の文字が確認され、そのうち1700字ほどが解読され、甲骨文碑廊に掲示されている。 1936年に甲骨窖穴(甲骨の穴倉)が発見され、現在迄に約15万件の甲骨片が発掘され、現在も調査中。
甲骨文字で記録された内容は極めて豊富で、政治、軍事、文化、社会風習から天文、暦法、医薬など多くの分野に及んでいる。
学校で習った記憶がある甲骨片に刻まれた甲骨文字を見たが、漢字と対比させた説明に....なるほどと感心させられた。 日本の弥生時代の遥か前に創作された甲骨文字....発掘された甲骨窖穴から約15万点もの甲骨片(甲骨文字)が出土したとのことで驚いた。

甲骨文碑廊の遠景


甲骨文碑廊 掲示されていた「甲骨文姓氏対照表」

中国最古の体系的文字..5000字以上が確認されている



「囚」の文字..なるほどと思わせる 「師」の文字 「美」の文字

甲骨窖穴..1936年発見の甲骨の穴倉


甲骨窖穴..約15万件の甲骨片が発掘された

甲骨窖穴の内部..中央に甲骨の穴倉がある

甲骨片が埋められた穴倉の様子


甲骨窖穴の周囲に掲示されている甲骨文字の詳細な説明パネル

甲骨文字の拡大図

亀の腹甲に刻まれた甲骨文字の説明パネル
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