【京都・東山区】平安時代、修験者でこのお寺の開基「浄蔵貴所」が創建の天台宗のお寺。 浄蔵法師は庶民が御本尊「青面金剛童子」を参拝できるようにと八坂の地に大黒山金剛寺庚申堂を建立。
以後、日本最初の庚申信仰の霊場として信仰を集めてきた。 日本三大庚申の一つ。 現在の本堂は江戸時代・延宝六年(1679)の再建で八坂庚申堂に....。
八坂の塔を眺めながら坂道・夢見坂を進み、登りつめた右手に鮮やかな朱色の山門が....。 山門脇には「日本最初 庚申尊」と彫られた石碑があり、屋根には石造りの「三猿」が鎮座....初めて見る光景だ。
山門をくぐり境内に入ると、まずは本堂左前の朱色の小さな祠に目が行く。 お手玉のような色とりどりの“くくり猿”が吊り下げられ華やかで、祠内には赤い帽子と前垂れを付けた尊像が鎮座し、扁額に「融通尊」とある。
山門脇に「日本最初 庚申堂」と彫られた石碑
山門から境内を眺める 屋根に鎮座する三猿
境内の右奥が本堂
「融通尊」の扁額がある祠
本堂正面 本堂近景
境内風景
本堂側から見る山門
境内の片隅に立つ燈籠 山門内側