【横浜・金沢区】創建は明らかでないが、永徳二年(1382)比丘尼了意が野島山に小庵を結んだのが始まりとの伝えられる。 もとは野島山の山頂にあった善應寺が壊れたため、現在の位置に....。
善應寺が染王寺に変わった時期は不明だが、呼び方は同じで染王寺は「ぜんのうじ」。本尊は聖観世音菩薩立像。
夕照橋を渡って野島に入って染王寺に向う....山門前に並ぶ石碑や石仏が迎えてくれる。 山門をくぐって境内に…直ぐ左側とその奥が墓地だが、入口には数多くの石仏、五輪塔、宝筺印塔が並んでいる。
墓地には元禄元年(1688)から享保十六年(1731)にかけて造立された住職の名前が刻まれた四基の墓塔からなる「筆子塚」がある。 師である住職から教えを受けた筆子達が建てたもので、この寺が寺子屋のような場所であったことを裏付ける。
落ち着いた雰囲気の山門
山門と本堂
参道の奥にひっそりと建つ本堂
意外とシンプルな本堂 本堂近景
古さを感じる本堂....角に小さな梵鐘が....
落ち着いた雰囲気の境内 石造多層塔
墓地に向ってお地蔵さんが並ぶ
なかなか見事な木鼻
多くの五輪塔が.... 五輪塔から眺める山門
小さな宝筺印塔 五輪塔・宝筺印塔・石碑が整然と並ぶ....