『とんでもなく面白い仕事に役立つ数学』(西成活祐著 日経BP社)に、回転の行列の暗記方法が紹介してある。
左下から時計回りに「sc-sc(エス・シー・マイナス・エス・シー)」と覚える。上の行がcosθと-sinθ、下の行がsinθとcosθの行列になる。
不思議なのだが、覚えようとしなくても、覚えているのである。すばらしい暗記方法である。これは2次元(平面)の回転で、2行2列の行列だが、sc-scをもとに、3次元の回転(空間)に、容易に拡張できる。
前後(x軸)・左右(y軸)・上下(Z軸)に対して、3種類の回転がある。
ロール (roll) 前後(x軸)を軸にした回転
ピッチ (pitch) 左右(y軸)を軸とした回転
ヨー (yaw) 上下(Z軸)を軸にした回転
この3種類の回転が、1(不動)と0(変化なし)とsc-scで構成でき、それぞれ3行3列の行列が出来上がるのである。こうして、私たちは3次元空間で物を自由に回わせる基礎を獲得できるのである。
回転行列
左下から時計回りに「sc-sc(エス・シー・マイナス・エス・シー)」と覚える。上の行がcosθと-sinθ、下の行がsinθとcosθの行列になる。
不思議なのだが、覚えようとしなくても、覚えているのである。すばらしい暗記方法である。これは2次元(平面)の回転で、2行2列の行列だが、sc-scをもとに、3次元の回転(空間)に、容易に拡張できる。
前後(x軸)・左右(y軸)・上下(Z軸)に対して、3種類の回転がある。
ロール (roll) 前後(x軸)を軸にした回転
ピッチ (pitch) 左右(y軸)を軸とした回転
ヨー (yaw) 上下(Z軸)を軸にした回転
この3種類の回転が、1(不動)と0(変化なし)とsc-scで構成でき、それぞれ3行3列の行列が出来上がるのである。こうして、私たちは3次元空間で物を自由に回わせる基礎を獲得できるのである。
回転行列
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