対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

像と核、Imf と Kerf

2023-03-06 | ガロア
「同型写像じゃなくたって」という節のタイトルに、ひょっとしたらという予感があった。

そこに「像Imと核Ker」が紹介されていて、これは準同型写像から群の同型を作るためのものだった。「像と核」は「準同型定理」(G/Kerf≅Imf)の前提になっていた。像は全単射ではない写像を全単射とみなし、核は像の単位元に移る元を指す。

何年か前、YouTube で「よびのり」の「 群論入門」(全9回)の講義をノート取りながら見ていたことがあった。こんど8回と9回を見直した。8回の「準同型写像」はある程度覚えていたが、9回「準同型定理」はほとんど忘れていた。

石井俊全『ガロア理論の頂を踏む』は読みごたえがある。2章まで読んだが、「初めから終わりまで同じ丁寧さ」は続いていくのだろう。

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