goo blog サービス終了のお知らせ 

対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

卵形線を描く

2018-03-16 | ノート
卵形の幾何について検索していると、「卵形の数理」(西山豊、大阪経済大学 )が目にとまった。卵形線(らんけいせん)を描くにはデカルトとカッシーニの方法があるという。

デカルトの卵形線の定義(1637年)
(引用はじめ)
基準となる円が2つある。中心 O1 で半径 r1 の円と、x軸方向に a だけずれた中心 O2 で半径 r2の円である。それぞれの中心を通る平行線を 2 本描き、相手の円との交点をB, Aとする(この場合O1BとO2Aが平行)。直線O1 Aと直線O2B の交点P が卵形線の座標である。m,n>0 とすると、m O1P+n O2P=一定の関係がある。m=n のときは楕円となり、基準円の半径が等しくなる( r1=r2 )。
(引用おわり)
下の図が描かれている。a=1、r1=1.2、r2=1.8としたもの(Visual Basic プログラムによって描いたもの)である。

卵形は楕円を一般化したものであることがわかる。卵形と楕円の関係を見るには、この定義がわかりやすい。

カッシーニの卵形線の定義(1680 年)
(略)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿