JR北海道の「単独では維持することが困難な線区」の発表により北海道知事が設置した「JR北海道の鉄道事業見直しに対応する鉄道ネットWTの検討結果には路線を6つに区分して、その役割等により検討していくことが書かれているとのことだ。
さらに、上下分離に関しては、自治体の財政のぜい弱性から実現は困難だと断言している。
また、自治体等が車両を保有し駅舎の保守を行うことも提案している。これはすでに宗谷の261系などで行われていることだが、さらに拡大するというのだろう。
さて、昨日6日の新聞報道によると、国会の委員会で石井大臣が国交省としては上下分離を進めたいという発言をされた。
もしそうであれば、それ相応の財政支援が望まれると思う。
JR北海道は3月のダイヤ改正に合わせて、特急Sおおぞらの車内販売を取りやめると発表した。
いろいろと理由はつけてはいるが「売れない」という事だろう。
10年一日のごとく変わらない品ぞろえでは、駅近くのコンビニや駅の売店で買ってくる乗客が多いのはやむを得ない。
このままでは唯一残った函館方面も早晩消えて、長万部のかに飯だけ車掌がオーダーを聴くだけになるのではないかと心配する(笑)。