北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

フリー切符で北海道の特急を乗り潰す 2

2015年07月17日 | 旅行記
初日は網走までです。7時21分札幌発のオホーツクに乗ります。

指定席の車内は意外と混んでいました。でも、それも岩見沢までで、旭川を過ぎて自由席に移ったのですが、車内は閑散としています。

途中の遠軽では進行方向が変わりますので、シートを回転させます。単にペダルを踏むだけなのですが、シートを倒していたり、寝入っている人が居ると後ろ向きに座ることになります(´・ω・`)。

北見、美幌とだんだん乗客が減って、網走で降りたのは20名足らずでした。

駅前のローソンで昼食を調達して、すぐに同じ車両で札幌へ戻ります。帰りは自由席なので改札で並びましたが、並ぶまでも無かった感じでした。

車窓を眺めながら、サンドイッチを頬張ります。のんびりした雰囲気に眠気が襲ってきて、遠軽まで意識不明に・・・・。
上越信号場では特別快速きたみと交換です。
これが速いのです・・・区間によってはオホーツクより(笑)18切符の救い主です。

旭川の手前では大雪山が見えますが、雪が残っていました。

旭川からはアジア系の観光客が大挙して乗り込んできたりして、一気に混雑します。私のとなりも韓国の方でした。貧乏ゆすりに閉口しましたが、まあ文句を言うほどのことも無いと辛抱です。
定刻に札幌に着いて20時前には帰宅しましたが、まあ無事に終わった初日でした。

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フリー切符で北海道の特急を乗り潰す

2015年07月17日 | 旅行記
フリー切符で北海道の特急を乗り潰すということでフリー切符を利用しました。
JR北海道には悠游旅倶楽部という中高齢者向けの会員制の割引制度があります。50歳以上の女性と60歳以上の男性が対象で、一定の年会費を支払うことで加入できます。女性の年齢制限がいやに若いのが不思議ですが・・・・子育てを終わった暇なご婦人たちに旅行をしてもらおうということでしょうか。男性は60までは働けと言うことですね(笑)
この「悠游旅倶楽部」には会員パスと称して年に2回、5日間特急乗り放題の格安な切符が発売されます。
昨年度までは年に5回で3日間用もあったのですが、今年から使いにくくなりました。駅員も「5日ですからね~」と売りにくいような話しをしていました。
さて、連続5日間乗りまわる日にちの確保ができたので、7月8日から12日まで、札幌を基点に日帰りであちこち遊び歩きました。
とにかく、色々な特急に乗るのが目的で、目的地はどうでも良いのです。
日帰り圏内ということですが網走、根室、増毛、室蘭、稚内、函館へ行けました。
また、函館だけは用事ができたので、それなりに滞在しましたが、他は「行っただけ」と言うことです。

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名寄のキマロキ祭り

2015年07月02日 | 旅行記
名寄の北国博物館の下の芝生の真ん中に残された名寄本線線路跡に、かつて最強の除排雪編成と言われたキマロキ編成が静態保存されています。
今年は保存されてから40年を記念する「キマロキまつり」が開催されたので、去る6月27日に名寄まで行ってきました。
キマロキとは
キ:機関車(9600型蒸気機関車)
マ:マックレー車(線路脇の雪をかき集めます)
ロ:ロータリー車(かき集めた雪を飛ばします)
キ:機関車(D51型蒸気機関車)
編成の前後に蒸気機関車が連結されて、降り積もった雪を強力に蹴散らしていくのです。蒸気ではなくディーゼルだったり、機関車の前にラッセルをつけることもあります。
通常の除雪にはラッセル車が使用されますが、ラッセル車に押し退けられた線路脇の雪壁が高くなると線路上に崩れてしまいます。そのため線路脇の雪壁を崩し、線路から離れた場所に雪を投げる目的で運行されました。
当日はミニSLの運転試乗会や、博物館内ではHOゲージの模型の運転展示が行われました。



あいにくの寒空で、薄着だった私は早々に講演会の会場の名寄駅前の「よろーな」へ行って昼寝(笑)をしながら17時の開演を待ちました。
当日の主たる目的は、「鉄道を愛するフォーラム」の聴講でした。演者は鉄道フォトライターの矢野直美さんです。

矢野さんの講演の後は「鉄道遺産の保存と活用」と称したフォーラムが行われ、矢野さんはもちろん、キマロキ保存会の志志見さん、北海道鉄道文化保存会の飯田理事長、名寄市立大の萩野先生の貴重なご意見を伺うことが出来ました。


飯田先生は元北大の先生で小樽の運河保存に尽力された方で、手宮の鉄道展示にも深く関わっている方です。
萩野先生は道南いさりび鉄道の名付け親・・というか何人かのの中のお一人です。
平素、ツィッターやフェイスブックでの仲間内の世間話だけでは得られない、異なった視点でのお話しを聞くことができて、有意義な時間を過ごすことができました。
当日の朝刊で留萌線廃線の報道があったというタイミングでのフォーラムでしたが、鉄道と他の交通機関の文化遺産としての違いも含めて、熱いお話しが展開されました。
鉄道がなくなると「地図から消える」「街はさらに衰退する」等等、最もなお話しでした。
でも、単に「鉄路を残してください」ではなく、地元民からのビジョンの提案も必要だと言うことなのです。
まあ、廃線の話しは別ブログで触れます。

当日は、富良野までラベンダーエクスプレスで行って、早めのラベンダーを楽しんで・・・・・のはずでしたが。札幌駅で時刻表を見て((+_+))。
日にちを間違えて、当日は8時前の便は無く、9時とのこと。待つのも嫌なので、札幌駅で数枚の写真を撮ってから7時48分のS宗谷で旭川に向かいました。





旭川からノロッコ号で富良野に向ったのですが、寒さに閉口して美瑛で途中下車。旭川に戻って(なんと富良野線では始めてキハ40に乗りました)





早めに名寄に向いました。
名寄の車中で、前を見ると(●^o^●)紛れも無く矢野直美さんが座っていらっしゃいます。偶然とは(^_^)/
「めんこい(可愛い)」の一言でありまして、名寄での下車時に思わずお声がけをしてしまいました。
いい思い出です。12時半に名寄着。
帰途は名寄から知人の見送りを受けながら旭川行きの20時16分のキハ40に乗り、札幌行き最終のSカムイ(785)に乗車。0時前に帰宅しました。







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早春の札沼線

2015年04月06日 | 旅行記
4月5日、風の強い日曜日でしたが、札沼線(通称:学園都市線)を昨秋以来、久しぶりに訪れました。
今回は時間も限られていたので、夏タイヤに履き替えたマイカーを駆って出かけました。
自宅から北上してあいの里公園駅、北海道医療大学駅、石狩金沢駅の順に訪ね、帰途は拓北駅近くでキハ40の回送を見物しました。
回送時間が決まっているので狙いやすい回送です。当別~新十津川で使用する車両ですが、毎日15時頃に苗穂車両所から、12時頃に当別から苗穂へ回送されます。
この路線は基本的にはキハ40-401と402が運用されていますが、積雪期以外は今回回送された40-819等、別のキハ40も入ります。

先日のJR北海道の新5カ年計画では、来年3月の新幹線の函館延伸に合わせたダイヤ改正で、地方ローカル線の減便・減車を検討しているとのことです。
この札沼線について考えると、北海道医療大から北の新十津川までの非電化区間も見直しの対象でしょうか。
でも、現実には当別・新十津川間は、すでに一日3往復足らずの運行、これ以上の減便をするとなると土日運休というところでしょうね。
これとは別に、当別・浦臼間は4往復が運行されています。これは月形や当別にある高校生の通学の便宜を図ったものと見られますので、現状では減便は難しいでしょう。
まあ、私のような素人が何か行っても仕方のないこと、来春の改正が気になります。
だだ、一言だけ言えるのは、この路線はいずれ廃線の対象となるのは確実かなということです。並行した国道がきれいに整備されました。昔と比べて除雪も行き届き、道路の法面にトラックが落ちているという光景も少なくなりました(+o+)。通行止めになるときは「鉄道が先頭を切って運休」になる有様ですから優位性にも疑問符がつきます。
せっかくキハ40を強力エンジンに積み替えて、2軸駆動にしたにもかかわらず、その性能の真価を見せる場面も減ってしまっています。
さて、当日はあいの里公園駅を初めて訪れました。強風の中、当駅で折り返す721系F9編成が発車時間となって札幌へ向かって行きました。



次に北海道医療大学駅。休日なので閑散としていましたが、駅と校舎が連絡通路でつながっています。
さきほど札幌へ行った721系F9編成が戻ってきて、10名ほどの学生を吐き出して、再び札幌へ向かって行きました。車掌は札幌で交代したのか別の方でした。

電化区間はここで終わり。

次の駅の石狩金沢駅を訪ねてみました。本日の一番の目的である新十津川からのキハ40を見たいが為なのですが、腹が減ったので駅前・・・とは言っても無舗装の道があるだけの場所で自作のおにぎりをぱくつきました。



14時過ぎになって無舗装のホームの外れに行って、40を待ち受けます。近くの踏切が降りて、遠くに灯りが二つ見えてきました。来ました。401かな402かなと心を躍らせているうちに、401が近づいてきます。





前部には保線の方が乗っています。以前、鉄道雑誌でJR北海道の保線の高い水準を表す例として札沼線の写真が載っていたことがあります。この間の諸問題が起きたときのNHKの報道番組でも、この当別の保線所が取材の対象になっていました。

線路の継ぎ目のレールボンドにも綺麗に注油されていて、素人目にも行き届いた整備を感じさせました。
道外出身者の多い某新聞ガミは現場を見ずに、JR北というだけで糾弾する記事を書き続けています。
亡くなった私の従兄弟は、長く新聞記者をしていましたが、浮世離れした考え方が印象に残っています。皮肉(+o+)
さて、本日はキハ40-401でしたが、ホームには子供が見物に来ていて、40君もうれしかったことでしょう。
帰りには、苗穂からの回送を見ようと、拓北駅の、少し札幌寄りの線路脇で待ちました。緩やかなカーブの内側から撮ることになるので、どんな風に見えるのかと考えているうちにキハ40がやってきました。残念ながら期待した402ではありませんでしたが、40-819が元気に走りぬけました。



さて、本日の予定は終了です。帰りにスーパーで旬の苺を買って帰宅の途に着きました。




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向寒の季節・一日散歩切符・安普請?の733は嫌い

2014年11月27日 | 旅行記
今回は11月24日連休最終日でした。いろいろと雑用が続き、連休とは言えない日を過ごしたためにフラストレーションも貯まりましたので、3日目にしてようやくJRの改札を通りました。
美唄と砂川の間に奈井江という町があります。かつて石炭産業で栄えましたが、閉山に伴い人口は激減して、現在は5千人強です。農業の振興と福祉政策に力点を置く町だそうです。今回は乗り鉄のついでに、奈井江ある蕎麦屋さんで鉄道仲間の高校生がアルバイトしているので、働きぶり??を見に行ってきました。もちろん蕎麦を食べてきましたよ。
朝、最寄り駅の発寒中央駅でいつもの女性駅員さんから切符を買って、帽子忘れた頭が寒いと感じながら、ホームでボンヤリ小樽行きを待ちました。
今日はトワイライトの回送もないはず・・・と思っていたところに「ピーッ」とDLの汽笛が、えっ(@_@)と見るとブルーのDLが近づいてきます。トワイライト車両を使った臨時団体列車の回送でした。あわててカメラを向けたものの(笑)。

さて、手稲まで行ってからキハ201に乗車して野幌へ向います。
「怪物君」と勝手に名づけたのですが、仲間内では定着しています。これから北海道の特急車両の中心となるキハ261の母体になった車両で、同時に開発された731系電車と同形の車体を持ち、同車との連結運転が出来ます。450馬力のエンジンが2基ですから、とにかく速い速いの一言です。札幌から野幌までは快速になるので、その実力が分かります。ただ、車体傾斜装置の作動を止めているのがもったいない。

さて、野幌では稚内からのスーパー宗谷を撮影して満足。その後は岩見沢へ向い、残り4ヶ月となった711系電車に奈井江まで乗車しました。

奈井江駅から蕎麦屋さんまでは約1.5キロ。小雨の降る中、国道沿いに20分かけてトコトコ歩いて到着。
彼はいました。混雑した店内で巨体?をくねらせて働いていました。少しお話して、暖かい「なんばんそば」を食べて、また駅へ。うまかった(●^o^●)
岩見沢行きのキハ40に乗車。1両ながら滝川・岩見沢間はワンマンに対応していないので車掌さんが乗務しています。
そして乗り換え。岩見沢からは苫小牧行きに乗車、刈り取られ、まもなく真っ白になるであろう田園地帯を眺めながら、お決まりのキハ40のワンマンに乗車して、うとうと、と眠り込んでしまいました。
さすが11月の末ともなると苫小牧駅ホームは北風が冷たくて、自動販売機の陰で手稲行きの電車を待ちます。
特急北斗が時刻通りに到着し発車して、その後に来た731系が今日最後の乗り物。

731系は、鉄道ファンには不人気ですが、私には理由が分かりません。堅牢な構造を感じさせる静かな乗り心地とスムーズに開閉するドア等々、長く使えそうな感じがします。発車時のブレーキのエアの抜ける「ピュッ」という音は親族関係にある261や201と同じです。
733の「ズルズル」という安っぽいドアの開閉音とは別世界。さらに733では風切り音や車台からの音がつつぬけです。どんどん増えていっていますが、20年使えるのか疑問と考えています。昔の軽自動車の感覚に近いのです。おそらく、途中で大幅な改修が必要となるのではないでしょうか。
でも、731よりも側面のステンレス構造を強化し、かなり剛性の高いボディだとの話も聞きますから、本当のところは分かりません。
ただ、733は目先しか見えていない、今のJR北海道というか、コストを重視する現代の鉄道会社を象徴する車両だと考えています。
長く使い続けるという日本の大切な風土は過去のものになりつつあります。
さて、18時50分に帰宅。まだ寒さに慣れていない体が疲れて食欲もないので、食事は軽く済ませて早々に就寝しました。
キハ201と731系の協調運転

733系電車(6連のエアポート型)





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