よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

産業立地動向(7)

2009-04-27 09:35:38 | その他

農業(食)への参入が加速するか?

鹿児島県の公募型創出促進事業の説明会が県内各地で開催されました。

鹿児島県が「21年度ふるさと雇用再生特別事業」の募集を始めており、その公募者を募るための説明会に参加しました。

この提案募集は、創意工夫に基づき、地域の休職者等を雇い入れて行う雇用機会を創出する取り組みを支援する事業の企画案を、民間企業等から募集するものである

今回の募集分野は「介護・医療・福祉」、「環境」、「食」の3分野を対象にしている。当協会の会員企業や付き合いの企業の方々が、参入を検討されている。特に「食」の分野に。 慶大の金子教授も鹿児島で今後は「農業分野」への取り組みが必要だと唱え、従来の一次産業の農業に、流通(二次)、加工(三次)を加えて、六次産業にすべきだと主張している。

この取り組みについての企業の関心は高いように思える。今回に提案したいとの意向を持っている会員企業も、まさにこの6次産業での起業化である。 ただ、企業化となると、即事業収益を上げられるような甘いものではない。

今回の県の募集提案は、この点を踏まえ、5億円の資金を準備し、失業者を雇用するとの条件(事業費の1/2以上が失業者雇用の人件費)付きで企業等の食産業等への公募をしている。

どのような内容の提案がなされるのか楽しみであり、また今回の県の提案事業による6次産業等の起業化が、鹿児島県の農業分野へ新たな光を当て、新たな雇用や景気浮揚につながることを強く期待している。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

 

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