よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

どうなる日本経済(1)

2009-04-23 23:41:03 | どうなる日本経済

慶大の金子勝教授が鹿児島での講演で唱えている。

まず、「農業とエネルギー」だと。

慶大の金子勝教授が、今月14日の南日本政経懇話会での講演会で唱えている。日本経済の立て直しをオバマ大統領に期待するだけでなく、まず「農業とエネルギ ーへの取り組みが必要だ」と、次のように述べている。

日本は貿易収支が赤字になっており、やがて食料やエネルギーは買えなくなる。

 低い自給率と外国依存を克服する、産業戦略の立て直しが必要だ。

・農業が競争力をつけるには、、規模拡大だけでなくて、「流通、加工を含めた

 6次産業化という地域の視点が欠かせない。

・工場が進出してこないのであれば、自分たちで加工場を造れ。農業の盛んな

 鹿児島は、原点から立て直すのにふさわしい。黒牛の糞をたい肥にし、メタン

 で発電するのも地域の中小企業の役割だと強く訴えている。

最近は金子教授が主張している

農業(一次)に、流通(二次)、加工(三次)を加えて、六次産業にすべきという話

や、農商工連携という話がよく聞かれるようになった。

鹿児島の農業も、今からはJA依存型から「この6次産業化」を目指したいわゆる

「農業の企業化」方式を真剣に考え、実行に移していく時期を迎えているのではな いかと強く感じている。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

 

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