季節の風香

季節の山歩・散歩・花・風景

太平山~馬不入山 - 北関東

2006年11月28日 | 山歩 - 北関東
今年は紅葉が遅いです。太平山の謙信平にはモミジが多く、真っ赤に色づきます。今年は、まだ早いかなと思っっていたのですが、前日になって見頃になったという情報を得ました。

古くからの名前の「太平山神社」、「太平山」は「太」ですが、近年付けられた名前の「大平町」、「大平下駅」は「大」の字で表記されます。読みはどちらも「おお」です。

行程 【 JR大平下駅~客人神社~謙信平~太平山神社~太平山~ぐみの木峠~晃石山~桜峠~馬不入山~鷲巣~岩舟山~JR岩舟駅 】



謙信平の紅葉。

----------------------------------------------------------------

JR両毛線の大平下駅から歩き始めます。太平山へはいろいろ行き方がありますが、今日は客人神社の脇を通って行きます。

登り口には、”クマ出没”の張り出しがありました。10日前から数日にわたってこの近辺でクマの目撃が数件あったようです。

登り口からちょっと頑張るとすぐに謙信平です。



謙信平から岩舟山・三毳(みかも)山方面の眺め。



謙信平の紅葉。全体的にはもう少しという印象がありますが、何本かの木は真っ赤になっていました。



謙信平には自動車道路が上がってきていますので観光客が多いですし、茶店も並んでいます。

謙信平のすぐ上が太平山神社です。



太平山神社本殿。

神社の脇から太平山への道に入ります。



太平山頂。富士浅間神社がありますが、展望はありません。何故か、誰もいませんでした。

太平山頂で一息入れて、晃石(てるいし)山に向かいます。

途中のぐみの木峠(と太平山神社)から大中寺に下りる道があります。また、晃石山とその先の桜峠から清水(せいすい)寺へ下りる道があります。その時の気分と目的でコースを変えられます。



晃石山頂直下からの足尾・日光の山々の眺め(クリックで拡大します)。途中の有名でない山は省略して、奥に並ぶ山の名だけを挙げます。中央一番奥の白い山が白根山です(その前の白い山肌は石灰岩採掘によるものです)。白根山の右のどーんとした山が男体山です。そのさらに右に、大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山と連なります。白根山の左に続く稜線に、宿堂坊山、皇海山が見えます。袈裟丸山はぎりぎり写っていないようです。

晃石山頂には数組の人が休んでいました。馬不入山が見えるだけで、特に展望もありませんし、休む場所もないので通過です。先の山頂直下の眺めで充分です。

晃石神社、桜峠を通って馬不入山に向かいます。桜峠の手前にはかなり急な下りがあります。



馬不入(うまいらず)山頂。太平山からここまで多くの人とすれ違ったのですが、何故か山頂には誰もいませんでした。



馬不入山からの眺め。正面の整った姿の山は諏訪岳。その後には足尾の山々が広がっています。左端に薄っすら赤城の黒檜山が見えています。



馬不入山からの眺め。唐沢山の後に大小山が見えています。共に小さな山です。

ここからは、岩舟山に向かいます。



馬不入山からの下り道。



鷲巣からの馬不入山。

鷲巣から岩舟山高勝寺に上がる道に入ります。



道からは所々、岩舟山の岩壁を望むことができます。

岩舟山は岩肌が露出しています。もともと自然に露出していたと思いますが、近年「岩舟石」として石が切り出された結果、現在のような姿になってしまったと思われます。

岩舟山上には高勝寺の境内が広がります。



高勝寺は、開山が775年という古い寺です(クリックで拡大します)。



高勝寺仁王門。



本堂。



三重塔。



高勝寺奥ノ院。

境内を一巡りして、岩舟駅に向かって下ります。



岩舟駅付近から民家の後に夕日を浴びて聳える岩舟山。

岩舟駅が今日の終点ですが、歩き始めた大平下駅の一つ隣の駅です。山そのものは低いですが、いろいろと見所があります。

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (shiina)
2006-11-30 19:19:13
トラックバックさせていただきました。これからもよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿