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伊豆ケ岳 - 秩父

2006年11月24日 | 山歩 - 秩父
関東地方の紅葉も低い所まで下りてきました。12月初旬まで低山で紅葉が楽しめるのではと思っています。今回はそんな低山の一つ伊豆ケ岳です。この周辺での人気の山の一つだといっていいと思います。

行程 【 西武秩父線正丸駅~正丸峠分岐~伊豆ケ岳~古御岳~天目指峠~子ノ権現~吾野駅 】



伊豆ケ岳の下りから紅葉の間に古御岳を望む。

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正丸駅から歩き始めます。安産地蔵尊の前を通り、正丸峠への道から途中で左の道に入ります。



最初は植林地の中を沢沿いに進みます。尾根に上がる急な坂道辺りから雑木林が姿を現します。



山頂北側の岩場。ここには何本かのクサリが設置されています。

道にロープが張られ、「事故があった場合、自己責任となります」という立て札があります。

最近はこういうクサリ場でも、ステッキを手に持ったままクサリにしがみ付く人がいたりして危険です。それに、このような場所で落石をしても、無言のまま知らん顔している人もいます。そのようなわけで、何人かの人が取り付いている場合、私は危険をさけて右側の「女坂」と呼ばれる普通の山道を行きます。クサリ場そのものが危険というより、クサリにしがみ付いている人に危険を感じるからです。

今日は下から見上げると誰もいないので、クサリ場を行くことにします。



岩場の最上部、山頂北端からの展望(クリックで拡大します)。正面に前武川岳・武川岳。武川岳の右奥に武甲山。右端の山は二子山とその南東の峰(甲仁田山)。武川岳の左奥は鳥首峠から大持山・小持山への稜線。この写真ではほとんど見えませんが、浅間山も見えていました。

山頂の三角点のある付近は展望がほとんどありませんが、多くの人が休息しています。私は素通りして古御岳に向かいます。



山頂から少し下ると紅葉が綺麗です。



先の写真の場所の少し下。紅葉の下に急な坂道が続きます。



古御(こみ)岳山頂。山頂の雰囲気は伊豆ケ岳より古御岳の方がいいと思います。ここで一息いれます。



古御岳山頂付近の雰囲気のいい落ち葉の尾根。

古御岳から天目指(あまめざす)峠を通って子ノ権現までの間は、小さな峰を何度となく登ったり下りたりします。しかも、そのほとんどが植林地なので、あまり面白いとはいえません。



そんな中、所々雑木林が現われ、紅葉で慰められます。



子ノ権現の手前から、歩いてきた古御岳・伊豆ケ岳を望む。古御岳の左後は武川岳。



子ノ権現。境内の紅葉がなかなか綺麗でした。

後は、西武秩父線の吾野駅まで下るだけです。
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