怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

力尽きた「栄市場」

2018-02-03 09:00:59 | Weblog
その昔、雁道には「雁道市場」「雁道中央市場」「栄市場」と3軒の市場があった。
子どもの時には1個10円もしないコロッケを買い食いしたり、うどん屋でうどんを食べるのが贅沢でした。今記憶をたどるとうどん屋は職人さんが足で踏んでこねていた姿を覚えているので間違いなく手打ち。向かいにある「はんぺんや」で揚げたてのさつま揚げ(当時は皆はんぺいと呼んでいたのですがこれも今から思うとさつま揚げ)を入れて食べるうどんは美味しかったな~。
しかし時代の波には逆らいようもなく、まず中央市場が消え、雁道市場は「プラザ雁道」と形態を変えたのですが長続きせず敢え無く消えてしまった。
残ってのは「栄市場」だけで孤軍奮闘。
最近も中日新聞の市民版の人情交差点に取り上げられたりして頑張っているなと思っていたのですが、ついに力尽きたのか3月31日に閉店するとか。
私の同級生が八百屋の息子とか肉屋の娘にいて、魚屋の兄弟も学年は違うのですが同じ小中学校です。
そんなこんなで頑張ってほしいのですが、如何せんバローができ、フィールができ、イオンが出来ると客足はどんどん遠ざかる。
私自身も利用したことはほとんどありません。お客は私の母も含めて近所のお年寄りばかりです。

最近では閉店する店も増えてその後が埋まることなく、どんどん空きスペースが増えていました。
以前店の中を通った時も、店の人の方がお客より多いので、入った途端、皆からじろじろ見られて、とても何も買わずには出ていけない雰囲気で困った記憶です。
でも母にとっては焼き魚一切れとか総菜をちょこちょこ買って夕食にしていたので、閉店すると何処で買い物すればいいのか。
寂しく閉店セールのビラが入口に貼ってありましたが、そのお知らせもカラー写真もなくてさみしい。

とりあえず母の買い物はどうすればいいのか、コンビニに行けばいいと言ったのですが、コンビニなどたぶん使ったことがないのでどうなることやら。
我が家で煮物などを作った時には時折届けているのですが、これはもう配食サービスを利用するしかないかも。閉店した後でも総菜屋でもどこかでやってくれるといいのですが、年寄りばかりのお客ではもうからないし、たくさんは売れないから難しいだろうな。
どうしたもんじゃろの~

コメント
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