怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

10月18日瑞穂公園テニスコート

2014-10-19 09:38:25 | テニス
いい天気ですが16時30分からの薄暮の予約です。この日は瑞穂公園テニスコートで中学生のソフトテニスの大会があって16時30分からしか使えなかったのですが、16時過ぎたら空いていて早めに使えたそうです。
15時30分過ぎに家を出て歩いて行ったのですが、時間前にコートについたのにもうOBさん、タケちゃんマン、はげ親父、1059さんが乱打をやっていました。でも時間前からコートの予約がされていてOBさんが手続した時には2番コートとしか空いてなかったとか。
ベンチには久しぶりの森の熊さんの姿も。お腹の周りのシルエットが細くなっていました。聞くと内視鏡の結果ポリープが2つ見つかったとか。細胞診の結果は良性だったそうでまずはひと安心。でもまだお酒は飲めないみたいでお昼もうどんかきしめんとか。テニスについては問題ないみたいです。
私とほぼ同時にヤッターマンも来て、この日は総勢7人。久しぶりの盛況です。入れ替わって乱打に入れてもらいますが、OBさんは乱打で太ももを痛めたそうです。先週は熱発したそうですし、満身創痍のガラスの体になっています。
一休みしてじゃんけんして試合に。
最初の試合は1059さんと組んでOBさん、はげ親父組と対戦。足を痛めているOBさんには負けないと思っていたら意外に動けて2ゲームを先取されてしまいました。これではいかんと盛り返して2:2の引き分けにやっとのことで持ち込みました。
16時30分からだとたそがれ時で17時は早々と照明が点灯したのですが、沈みかけた西日の光でボールが見にくい。

合間にビールを飲みながら試合は続きます。
次ははげ親父と組んでヤッターマン、OBさん組と対戦。最初からデュースが続く長い試合になってヘロヘロになったのですが、結果はいつもながら最後の粘りがないというかダブルフォールトで終わったりして0:4の完敗
ビールを飲んで気を取り直そう。

この日は森の熊さんは飲まないので500缶2本350缶3本でした。
もうその頃にはすっかり日が落ちて、コートがライトに映えてボールもよく見えます。

今度の試合は森の熊さんと組んで1059、タケちゃんマン組と対戦。一進一退の試合展開でしたが2:1で最後のゲームを私がミスを連発して勝てるゲームを落とし結局2:2の引き分け。いいショットよりつまらないミスをしないようにが草テニスの勝利の鉄則ですね。森の熊さんは病後(病中?)とは思えず動けていました。
18時20分には少し早いですがコート整備して終了。
終わっていつものしげすしへ行くのですが、森の熊さんは当然ながらまっすぐ帰宅。はげ親父は娘さんが帰っているとかでまっすぐ帰宅。残った5人でいきます。
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「キレる大人はなぜ増えた」香山リカ

2014-10-19 08:38:22 | 
どうも世間全体の「イライラ」度が増してきているみたいだ。
イライラが嵩じて、その人の心の中だけで納めておくことができずに、不快な表情、舌打ち、暴言そしてついに暴力にまで…キレる人が病院でも学校でも電車の中でも増えているみたいだ。
昔も電車の中で暴力をふるう人はいたけれど、ほとんどが酔っ払い。ところが今はダイヤの遅延や接客マナーに対して、あるいは訳も分からないままイライラをぶつけてくることが多いという。現代生活の中での異質な他者への違和感や満たされない自己実現欲求で鬱積したエネルギーが爆発するようだ。
日本人は我慢強く辛抱を美徳としていたといわれてきた。東日本大震災においての被災者の行動はそのことが世界に賞賛されていた。
ところが一方で、不満に思ったら即行動、泣き寝入りはしないという人も確実に増えてきている。不満に思ったら冷静に訴え、交渉するということ通り越して、即怒鳴ったり暴れたりする、それがエスカレートして新聞を賑わすということもある。
加えて、感情の暴発を抑えられないからというだけなく、アメリカに倣えとばかりに理性的に(これはこれで恐ろしいというか厄介みたいだけど)我慢せずに自己主張する人も増えている。

こう書きながら実は私も怒鳴ったり暴力をふるったことはないけれど、飲食店や郵便局、銀行で納得がいかないことがあると結構文句を言う。後で少し脚色して友人に話すと「クレーマーだ」と言われるのだが、世間を住み難くしている一員かもしれない。自分としては正しいことを主張していると思っているし、あまりにもいい加減で誠意のない対応にはついつい自己主張してしまうんですけど、もう少し相手の立場も考慮することも必要かもとここはちょっと反省。
ところで昔「騒音おばさん」がマスコミを賑わせたけど、これなんか根底にはある種の妄想があると思うのですが、現代は妄想をバックアップする自称科学者とか妄想をあおる第三者がいて、正当なクレームとは言えない病的発想によるクレームが増えている。更には妄想に付け込んで「電磁波測定機」など「特殊加工のシャツ」だのはては「盗聴器探し」などと商売にしている輩も出てきていることから、精神的ケアを受けるのではなくて現代社会の被害者として自己の妄想を正当化している。自分は絶対正しいと信じて行うクレームには対応が難しいし、妄想が続く限り解決は難しい。
この本ではこのほかの例として、仕事中にだけ「うつ」になるいわゆる「新型うつ」(最近増えていると話題ですね)、自己主張をし、自責感や罪悪感は乏しく会社のせいでうつになったと周囲を責めがちでイライラ感や不安焦燥感、過呼吸などの身体症状が強いというのは特徴です。
次の例は、過去のことが許せず、怒りを抑えられないのだが、怒っているときは普段からは考えられないような言い方や振る舞い方をして、豹変している自分を覚えていない、これは「解離性障害」いわゆる多重人格。これはつらい現実から一種の逃げ場のように機能しているからか。大暴れしている原因は他者にあり、自分はその犠牲者、被害者。正しいのは自分なので暴力を振るってもいいと思っている。
次はネット上だけ正義の人の例。インターネットでよく炎上するのだが、正義に基づいたと思っていても「正当な正義感に基づくもの」「矛先の違うプチ正義感に基づくもの」「享楽的なはけ口になっているもの」とあるが渾然一体となっていて、ネットの特質として往々にして匿名であることを利用して「自分を棚に上げ」過剰な道徳観で、他者を攻撃する。
このようにかつてならキレずにすんだ場面で、何故キレずにはいられないのか、脳のメカニズムにより説明しているけど、ここはパスしてその背景は。
①人々の価値観の変化;年齢に関する意識が変化してきていて、エイジレス社会が到来し、いつまでも老成せず年甲斐のない大人が増えてきた。精神的に未熟な暴走老人の誕生です。権利意識、消費者意識も高まってきている。裏腹に権威(たとえば教師や医師の)の失墜がある。
②社会の要請;社会が「いつでもどこでもすぐに」という方向で変化していて、「待たされることは悪」という風潮になっている。結果がすべての「新自由主義」の白黒はっきりさせる社会にもなっている。そして深く考えることなく情動に訴えかけることで物事の諾否を考える情動の優位化している中でキレるのは個人のサバイバルの手段となっている。
③個人の病理;自分でキレるのを抑えられない心理的問題もある。そこには孤独感やストレスがある。
こうしてみるとキレる人が増えた社会は、実は私たちが目指してきた社会?いつまでも若々しく、自分の意見をはっきり言い、成果を出した人が報われる…でもそこには他者の立場を尊重して自立した市民が連帯して自治する市民社会の姿とはずれている。
ではキレないための処方箋は?
ありきたりですが、じっくり論理的に考えてみる。多様性のある社会を目指し、キレることはカッコ悪いということを分かる。う~ん、実践するのは結構難しそう。まずは心に余裕がないといけませんね。
最後に「香山リカがすすめる、キレないための5か条」がのっていますので参考にしてください。私も熟読してクレーマーなどといわれないように自省しています。
コメント (1)
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