怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

人見知り芸人

2010-04-03 15:54:57 | Weblog
アメトークで人見知り芸人と言うのをやっていましたが、笑った、笑った。
芸人と言うのはある種の恥の概念を捨て去らないと出来ないと思っていたので、こんなにも人見知りの芸人がいるかと思うと意外でした。舞台の上と私生活とは全く別物と言うことでしょうか。
本番前に司会の雨上がり決死隊にみんな挨拶に行くのですが、オードリーの若林とかフットボールアワーの岩尾とかは、扉の前で躊躇い躊躇い、部屋にも入るかはいらないかで声をかけてすぐに帰る。ちゃんと挨拶ぐらいしようよと突っ込みを入れたくなるのですが、気持ちは分るな~。
実は私も人見知りで、用もないのに押しかけていって話してくるなんて出来ません。ドアの前でどうしようかとノックが出来なくて躊躇っている姿にはすごくシンパシーを感じてしまいます。打ち上げの宴会でどうするかと言うのもありましたが、これはもうできるだけ早く酔っぱらってしまうしかありません。うまかろうがまずかろうが兎に角飲んで早く酔う。酔っぱらってしまえば小心者の気が大きくなって何とかなるものです。こういう飲み方が肝機能に悪影響を与え、内臓脂肪を貯めている原因なんでしょう。
なかなか人のところへ挨拶にもいけない私ですが、人事異動などでかつての部下が挨拶に来てくれると、まだ忘れられていないかと嬉しくて仕方ありません。こうやって擦り寄ってくる人たちが集まって派閥ってのは出来るんでしょうね。
残念ながら私には派閥を作るほどの能力も人望もないので、私のところへきても何の力にもなれずにごめんなさいと心の中で呟いています。
でも人からしてもらうと嬉しいことを自分ではしようとしないと言うのは駄目ですね。そういうところを分っていながら人見知りと言って逃げているのは欠陥人間でしょう。重々承知していながら今更直らないので、顔を出してくれる人には、できるだけ暖かく接するように心掛けるぐらいが関の山です。
コメント
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