仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

ネーミングによる意識固定化、厭な言葉「スクールカースト」「教室カースト」

2013年04月29日 | 怒髪衝天

  発達障害という言葉の負と正。発達障害が正しく理解されていない現状での間違った「ラべリング」行為と無責任。

  同様に、アメリカではとうに使われているという「スクールカースト」という言葉とその指し示す現実の存在。

  日本の学校の、教室内の人間関係がこの言葉によって固定化・差別化され、助長されていくことへ思いが及ばぬ無知蒙昧。

  人間関係をそんなに簡単に割り切るな!愚か者が好んで使いそうでいやな気分になる。

  そのうち「学校内アパルトヘイト」なる言葉も出てきそうだ。

  インドの方は「スクールカースト」なる言葉をどう思うであろうか?実にいやな言葉だ。

  そうそう、先週の『35歳の高校生』もこの「スクールカースト」が主題であった。誇張はあるが確かにそのような関係は存在するだろう。

  しかし、そのような関係から無縁である生き方もまたできるのである。

  この「スクールカースト」なる言葉で、他を苦しめる奴、楽をする奴が出てくるだろう。

 

 ・・・・・・ 「学校内異文化集団」なら各々独自性を発揮しているだろう!学校は、教室は異文化の集団であるべきだ。

  

  安易なネーミングがつくる安易なラべリングの浅はかさに思いをはせよ!