慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

お世話になりました

2020-05-29 22:49:58 | 日誌

 

こんにちは。この日誌を書くのは、いつぶりなんでしょう、、。

3月に薬学部(4年制)を卒業しました、元マネージャーの林茉里奈です。とてもとてもお久しぶりです。

 

私は、慶應に入学しておそらくまだ2日目のガイダンス終わりに、講義室を出たところでちひろさんとなおさんに声をかけていただきました。勧誘に何度か参加させていただき、試乗会で腹を切ってちょっと怖い思いをしたりもしましたが、隅田川での早慶戦を見てボートのかっこよさに魅かれ入部を決めました。

当時は日吉のダンスサークルにも入っていたので、途中で辞めないか心配されていたと後から先輩に聞きましたが、なんとか最後までボート部に所属させていただくことができました。

 

ボート部生活で印象に残っていること、、たくさんありますが、ぱっと最初に思いついたのは、夏の暑さと冬の寒さですね。夏は溶けそうな暑さ、冬は凍える寒さでした、、本当に。夏の練習では、流れる汗を我慢して日焼け対策で上着を着たり(東医体合宿が始まると毎年耐えられずに半袖になってしまうのでそれまでの努力むなしく真っ黒焦げでしたが笑)、お花見レガッタや早慶戦に向けた2月の練習は、カイロ・マフラー・手袋の装備で(時には寒すぎて自転車の上でワァーーーー!!と叫んで体を温めたり?しながら)、寒さを気合で紛らわして自転車で爆走していました。とっても懐かしいです。

それでも、選手の皆さんと一緒に厳しい暑さと寒さに耐えながら日々の練習を乗り越え、ついに試合で勝利する姿を見たときは、ものすごく嬉しくてなんとも言い表せない感動が沸き上がるんですよね。そんな瞬間を部員の皆さんとたくさん共有できたことは、今となっては本当に貴重な思い出です。

4年間で、少しでも選手の皆さん、そしてボート部の役に立てていたら幸いです。

 

私事ではありますが、お世話になった慶應を卒業し、実は今、別の大学の大学院に進学して言語学を学んでいます。こんな道に進むことになるとは自分でも驚きですが、やりたかったことを実現できていると感じる毎日はとても充実しています。背中を押してくれた先輩方、同期のみんなに感謝しています。

 

最後に、ボート部に所属していたのが4年間という短い期間で、マネージャーだったにも関わらず、先日はとても素敵な卒業記念品を贈ってくださり本当にありがとうございました。とてもうれしかったです。ずっと大切にさせていただきます。

この4年間でお世話になった先輩方、同期、後輩のみなさん、本当にありがとうございました。

これからはOGとして、慶應医学部ボート部を陰ながら応援させていただきます。

 

新型コロナウイルスの影響で早慶戦や東医体が中止になってしまったと聞き大変残念ですが、皆さまどうかお体に気をつけてください。またいつかお会いできる日を楽しみにしています。お元気で!

 


気づけば卒業生に...

2020-05-04 23:53:29 | 日誌

ご無沙汰しております。20卒の吉田輝々です。更新が遅くなり、ごめんなさい。

つい先日、三田漕から会費の振込用紙が届いていて、ボート部を卒業した実感がようやく湧いた感じがします。
切手を貼って、宛名を書いて、郵送してくれた現役部員のみなさん、手紙出しありがとうございました。

最後の日誌なので、何を書こうかすごく悩みましたが、学生時代のことを思い出しすぎると休み明けに社会人にもどるのがいやになってしまいそうなので少しだけ...笑

私のボート部での1番のお気に入りの写真をご紹介させていただきたいと思います。


これは3年生の医レガ決勝戦のレース直後に慶二先生と一緒に撮っていただいたものです。
3年の夏は、2年の冬から乗り始めたシングルスカルで出場して、夏は智尋といっぱい練習して、小室コーチにもたくさんご指導いただいて、6年間のボート部生活のなかでもとても印象に残っています。

慶二先生からのメールはいつも「嬉々ちゃんへ」から始まりっていました。
本当は”輝々”ですが、実は両親が名前をつける時に”嬉々”と”輝々”で最後まで迷っていたそうで、なんだか不思議な気持ちでした。
試合のあと、就職活動を終えたとき、ボート部を卒業したとき、慶二先生からいただくメールはいつも読み終えると、心がほっこりとあたたかくなりました。この日誌を書きながらメールを読み返してみたのですが、もう一度だけ、慶二先生にお会いしたくなってしまいました...

部活をやめてしまおうかなと思ったことはもちろんあります。
でも退部しようと思っている時期に、なぜか必ず総会がありました。
いつも総会のスピーチで、OBの先生方が「やめるな、やめるな」「細々とでもいいから最後まで続けなさい」とみなさん口を揃えておっしゃるので、踏み止まっていました。
そして気づけば、卒業していました。

「ボートというスポーツを心から好きだった」というと嘘になります。
夏はこの川で泳げたらいいのになって思いながらずっと漕いでいました。
そんな私が最後まで続けられたのは、いつもサポートしてくださる方がいたからだと思います。
自分自身のことで自慢できることはないのですが、1つだけ胸を張って言えることは「私はいつも”人”に恵まれている」ということです。
私の周りにいる人のことは、自信を持って、自慢できます。みんなに紹介したくなります。
ボート部に入って出会えた人たちとのご縁は、私の大切な財産です。

6年間、どうもありがとうございました。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


さて次は、まりなちゃんに日誌をお願いしたいと思います。まりなちゃん、最後の部員日誌よろしくお願いします✲