慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

めがねのおはなし

2007-09-14 21:44:35 | 日誌
さっき神経内科の試問でエグってきた5年高橋です。

めがねですか…。

とんぼのめがねは~♪とかいう童謡を思い出してみみたり…

最近よくやってるおぎやはぎがでてるめがねのCMのめがね~めがね~♪を思い出してみたり。

ディズニーランドのミクロアドベンチャー!の3Dめがねを思い出してみたり…。

あ、でもなんといってもめがねといえば有田さんでしょう。最近はその座はNくんに移りつつあるか…。



おれは裸眼ですが視力は左0.2右0.3です。なので普通だったら普段からめがねかけてるレベルなんですがめんどいのでかけてません。基本(聴く気のある)授業の間と運転中しかめがねかけません。
こないだ塾講バイトで生徒に問題解かせている間におれが中学時代に座ってた席に座ってみたら全く見えませんでした…(ToT)

まぁそんなかんじで普段の生活では平気なんですが…、

困るときがいくつかあって、

新宿駅の埼京線の案内表示が近付かないと見えません。
「え~と、何分発かな。う~んと…うぅん…あ、なんだいま行ったばっかじゃん。ちょっと急げば間に合ったのにぃ。」
というパターン。

あとは人とすれちがうときある程度近付かないとだれだかわかりません。「よぉ!」
「えぇ…と、ょ、ょぉ…(目をこすって)、あ!、ぉはよう…」
というパターン。

あと計画立てずに映画館いったらピンチです…。後ろの席だと見えないから…。

…あ、そうそう。みんなでエルゴやるとき近付かないとメーター見えないんでおれの応援は基本雰囲気だから。だから20分とかやるときは黙ります。ご了承ください…。
「ラストあげてこうぜ~」
「はい!」
「・・・(シャー)」
「・・・(シャー)」
「(…しまった)」
「・・・(シャー)」
 ~5分経過~
「・・・(ToT)」
ってな感じ。

ひさしぶりの投稿

2007-09-12 16:19:14 | 日誌
 4年四倉です。
 この部員日誌にも、テーマ制を導入することにしました。今月のテーマはめがねです。
 ここでは僕のめがね歴について書きます。僕は中学校のときからめがねのお世話になっています。少しずつ眼が悪くなっていって、めがねをかけ始めた当初は、黒板の字が見えないときとか、必要なときだけかけていました。しかし成長期は近視の進行が速いらしく、ずっとかけている方が楽になりました。そして今に至るまでずっとかけています。そんなもんです。
 ボートは体をぶつけ合うような競技ではないので、めがね愛用者には向いているスポーツだと思います。水しぶきが眼にはいることもないし、むしろ快適にボートを漕げます。めがね人カモーン。

めがね

2007-09-11 00:41:08 | 日誌
その眼鏡を初めて見たときは驚きを隠せなかった。
「わっ」と叫んで、眼鏡を投げてしまった。それくらい、驚愕の眼鏡だった。
その眼鏡を通してみると、人はシルエットになって写る。そして、そのシルエットには、色がついている。ある人は、綺麗なクレムソンレーキだったり、ある人はビジリアン、単色の人もいれば、ストライプもいるし、迷彩柄もいる。
そして、色はその人の性質を現していた。
A・・・・・・怒りっぽい彼は、マグマのような朱色。
B・・・・・・人がいい彼女は、柔らかいクリーム色。
私は、眼鏡で人の色を確かめるのが趣味になっていた。
当然気になる人もいるだろう。私の色は何色なのか・・・・・・。
恐らく、この眼鏡の特色なのだと思う。眼鏡をかけて鏡を見たが、そこには透明な輪郭だけが写っていた。見る人の色だけはわからせないようにしているのか、或いは’自分の事は自分には判らないよ’というメッセージなのか。
そして、ある日。
私は友達と町を歩いていた。待ち行く人々を眼鏡をかけながら眺めていた。
男女の二人連れ。男はピンク一色だが、女はこげ茶色をしている。
ピンクは判りやすいが、こげ茶色は何を示しているんだろう。
パパと娘の親子。パパが純白で、娘は薄汚れていた。
あぁ、パパは娘に甘いんだな。娘の事を信じきっている。で、娘はそのことを知っていて、既にパパを利用している。
人間観察は非常に面白い。
私は友達と話しながら色々な方向を眺めていた。
この友人は鈍色。常に沈んでいる色だ。
ショーウィンドーが光の加減で鏡の役目を果たしていた。
会話しながら、ふとショーウィンドーを眺めた。
透明人間と鈍色の人間のシルエットが会話している。会話の途中で、透明人間が段々鈍色に染まっていく。
え?
頭からペンキを流し込んだように、段々透明人間は鈍色になっていく。
鈍色人間は友人だ。
それなら。
それなら、透明人間は私か?
元々の私は透明なのか?
何の性質もない。ただ、いるだけの空気のような人間。それが私なのか?
そして、会話している人間の色に常に染まっていく。
止めろ!
私を染めるな!
私は私だ!
私は逃げ出した。
私は走り、日が沈んでも走り、ずっと逃げ続けた。そして、気がついたら、森のはずれの湖の目の前にいた。
今の私は大丈夫だろうか?何色だろうか?
湖を見た。
私は綺麗な満天の星空の色をしていた。