こんにちは!三島花瑠香です。
今回初めて日誌を書かせていただくにあたり、先輩方がお書きになった過去の日誌を遡っていたのですが、思わず読み耽ってしまいました。私も「思わず読み耽っちゃうような日誌」を目指して文章を書いていこうと思います。
まず私がボート部に入った理由としては、大学で新しいことを始めたかったからというのが一番大きいです。周りの人に引かれるくらい色々な団体の新歓に行きまくったのですが(笑)、ボートという競技そのものが単純に楽しかったですし、先輩方の穏やかな雰囲気に居心地のよさを感じ、最終的にはボート部を選びました。
私自身は宮崎生まれ宮崎育ちで、東国原英夫さんの母校でもある都城泉ヶ丘という高校に通っていました。宮崎の高校には「朝課外」という独自の文化があり、さらに母校の3年生には「夕課外」なるものも課されていました。朝7時半頃から夕方6時頃まで学校に拘束されて授業を受けなければならないという制度です。これを県外の高校に通っていた人に話すと当然驚かれます。体力的にも精神的にも本当に本当にきつかったけれど、そういった過酷な環境で大学受験を乗り越えたという経験はある意味で自信になっていると今は思えます。 大学に入ってからは一人暮らしを始めました。「一人暮らしをしていると精神的に病む」と聞いていたのですがそんなことはなく、むしろ一人の時間の尊さをしみじみと感じる毎日です。特に秋は一人暮らしの楽しみが増える季節だと思っていて、「〇〇の秋」というよくある表現を使って書き進めていきたいと思います。
食欲の秋・・・食費を浮かせるために基本的には自炊しています。成長記録として写真に残しているのですが、やればやるほど上達していくのが本当に嬉しいです。撮った写真を母や兄にLINEで送っていて、見た目や盛り付けに関するアドバイスをもらっています。家族の贔屓目もあるとは思いますが、褒めてくれることがほとんどでモチベーションの維持につながっています。
読書の秋・・・ラストにどんでん返しが待ち受けているようなミステリー小説が好きです。特に乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」と歌野昌午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」は永遠に推したいと思っています。どちらも途中までは普通の恋愛小説なのですが、最後まで読んで意味がわかったときにゾッとしました。2冊とも中学生の頃に読んだのですが、そのときの感覚は未だに覚えています。また、最近は知念実希人さんの「硝子の塔の殺人」を読んだのですが、これも一気読みしました。この物語には実在する作家さんの名前が登場するのですが、先ほど書いた歌野昌午さんもそうですし、「十角館の殺人」(←これも好き)で有名な綾辻行人さんの名前も出てきてめちゃめちゃテンションが上がりました。特に「十角館の殺人」は「硝子の塔の殺人」において非常に大きな意味を持っているので「十角館の殺人」を読んだことがある方はより一層楽しめると思います。
こんな感じで料理や読書に思いっきり没頭できるのも一人暮らしの特権なのではないかと思っています。一人暮らしだとすべて自分でやらなければならないという点においては大変ですが、楽しさが大変さを圧倒していると思っています。これからも新たな楽しみをどんどん見つけていきたいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!