慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

大澤、僕を国試に受からせてくれ!

2018-10-20 19:02:45 | 日誌

更新が遅れてしまって申し訳ございません。

医学部6年の原田と申します。

お題は「6年間を振り返って」、「印象に残ったボート部での事件」ということで、早速書いていきたいと思います。

 

「6年間を振り返って」

光陰矢の如しとは言ったもので、6年間は終わってみると一瞬でした。本当に昨日梅田さん(僕が一年生の時の6年生)に勧誘されてたんじゃないかというくらい早かったです。一番楽しかったのは一年生のときの東医体かも知れないです。確か島ダブル以外全員メダルを取ったかなんかで部全体が盛り上がっていました。東医体までは練習が辛すぎで早く辞めたいと思ったり思わなかったりだったので努力が報われ、とても嬉しく楽しかったです。

その後は記憶がなくて思い出せません(笑)

 

「印象に残ったボート部での事件」

これは星野くんがどこまでの内容を僕に求めているのかわからないので増渕くんの悪行に関しては華麗にスルーして、大澤くんのことを書いておきたいと思います。

大澤は身長180cm、体重80-100kgで変動していた僕の同期です。体が大きくて色んな部活(特にラグビー部とか)から勧誘されていたみたいですが、足首が横の動きに対して弱いというよくわからない理由でボート部に来てくれました。一年生のときは新人ナックルフォア、二年生の時は対校フォア、三年生の時も対校フォアで一緒に乗っていて、フィジカルモンスターとして大活躍してくれていました。運動神経も良く、漕ぎについてよく考えていたので技術的にも頼りになっていました。これで来年もフォア優勝やと思って冬トレ期間で筋トレに励んでいた時に事件が起きました。冬山登山中に山岳事故に遭い大澤くんは帰らぬ人となってしまいました。

今でもふとした瞬間に大澤だったらこう言ってただろうなとか、大澤とこんなところ行きたいなと思うことがあり、寂しくなります。

でも僕らが悲しんでもしょうがないので、大澤に逆に忘れられないようにこれからも努力して輝き続けたいと思うと同時に、98回の同期や今の現役部員のみんなにも頑張って欲しいと思っています。

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。日々筋トレと勉強しかしてないのでテンションが低くてすみません。

 

最後に後輩の皆さんにメッセージを書いておこうと思います。

慶應医学部端艇部は来年2019年に100周年を向かえる伝統のある部活です。今この部活があるのも全ては100年間もの間、OBの先生方が部員を途切らすことなく勧誘し続け、日夜練習に明け暮れ続けてきた努力の結晶です。まずはそんなすごい団体に属しているということを嬉しく思いましょう!さらにボート部はタフで強いという周りの評価も、100年間OBの先生方がハードに艇庫に泊まりながら練習して、勝ってきたからだと思います。

最近は鉄門も強くなり勝つのが大変になってきていることも事実だと思います。しかし、そんな強い東大を作ったのはずっと勝てない東大をどうにか強くしたいと死にものぐるいで頑張った、ここ何年かの鉄門の先輩とそれについてきた後輩の努力の賜物です。

これから寒くて朝も暗い、辛いシーズンが始まると思います。朝練でやる気が出ない時もあるかもしれません。そんな時に次の100年間の強い慶應を作るのは俺だ!という気概を持って練習してくれたらとても嬉しいです。そしたら自ずと部員が輝き、輝いている部員につられて新入生も入ってくれる気がします。

あと、研修は足利赤十字病院にぜひ来てください!!

 

長くなってしまってすみません。

次は僕の友達で、来年から永寿総合病院で輝くこと間違いなしの岡村くんにお願いしようと思います。テーマは「シェリー」「KFB」「イタリア旅行」「ボートの真髄」「筋トレあるある」「増渕くんはやんちゃな子」「俺の秘密聞きたいの?」の中から好きなやつでお願いします(笑)