お久しぶりです。6年の星野佑介です。
引退してからちょうど1週間がたちました。中学の同級生に会ったり、富士山に登りに行ったりと学生生活最後の夏休みを楽しんでいます。富士登山は中学生のときにも行っていましたが、今回はそのときよりはるかにきつかったです。高山病だったんでしょうか? 来年から働き始めれば夏休みはあってもせいぜい1週間だと思うと恐ろしくなってきます。
さて、私もこの度の東医体をもって医学部端艇部を引退することになりました。同期に恵まれてよい時代を作ることができましたが、正直現役の頃は早く引退したくて仕方なかったです。週3と聞いていたはずなのにほぼ毎日、しかも泊まって朝練もするし、練習内容もめちゃくちゃハードだし、、それでもちゃんと練習すれば勝てて楽しいのでとりあえず続けてるという感じでした。なので、引退する日を心待ちにしていたのですが、いざ引退となると何だかとても寂しく、心にぽっかりと穴が開いたような気持ちです。昔話をしすぎると長くなってしまうので、さっそくお題に移ります。
「好きな女性のタイプ」
6年生が最後の部員日誌に書くお題としてふさわしいものと言えるんでしょうか?
でも三好さんは「安定」を手に入れている方なので、逆らわず答えたほうがよさそうです。
まあそうは言っても難しいですね。あんまりわからないです。自分とある程度タイプが似ている人がいいんじゃないでしょうか。でも、僕よりしっかりしていてきちんと自分を持っていて、周りに流されない人がいいですね。あとは、疲れるのでうるさすぎる人、こだわりが強すぎる人はいやです。
「今までで一番心に残ったレース」
多分この先も忘れないレースはいくつもあって、勝ったものも負けたものも含まれています。
最後のレースになった今年のシングルの医レガ決勝も忘れることはないと思います。結果として情けないレースになり、いろんな意味で本当に悔しかったです。最後に気が抜けてミスしてしまったこと以外にも、1位2位との差が自分が思っていたより大きくなかったので、これまでもっと真剣に取り組んでいれば違った結果になっていたかもしれないことは悔いが残ります。こういうレースはもっと早く経験しておきたかったです。これをもう自分のボートにつなげられないのが残念です。
でも、一番は2016年のエイトでの早慶戦です。先日山に登って思わずにはいられなかったですが、あのときは冬に大変なことがあり、練習も途中までなかなかうまくいかず苦しかったです。しかしお花見の後から本当に1モーションごとに船の進みがよくなって、4月中は良い練習を重ねることができました。後にも先にもあそこまで練習を楽しめたことはないです。
当日はものすごいラフコンでしたが、全員(10人だと思っていました)が一つになって船を進め、攻め続け常にリードして早稲田に勝つことができました。お互いに信頼しあえたクルーでできることは全部やってレースに臨んだので、それまで早稲田に勝ったことはなかったですが、負ける気がしなかったです。勝ったときは、この瞬間のためにこんなきつい部活に入り、寒い日に真っ暗な中から練習してきたんだと心から思えました。
とまあ、努力が報われましたといういい話なわけですが、続きがあります。
レースが終わり、ひと段落して須崎会館にもどり、スマホで連絡を取ろうとかばんを見ましたが、見当たらない。ついでに財布もない。ない、ない、、、 持ってきたっけ? どこかで落としたのか?マジで焦りました。
よくよく思い出してみると、朝のバスに置き忘れていました、、、
急いでバス会社に連絡をとり、練馬の営業所まで行ったらそのまま全部ありました…ほっとしました。
集中が切れていたかもしれないので、何より置き忘れたことをレース前に思い出さなくてよかったです。
そんなこんなで2016年4月17日は記憶に残る一日となりました。
あっという間の6年間でした。楽しかったですが、やり残したことがありすぎて、1年生からやり直したいくらいです。多くの方にお世話になり、ご迷惑もおかけしました。温かくご指導していただき、本当にありがとうございました。
次はこの夏一緒にダブルを漕いだ原田に回します。コックス時代にはさんざん罵倒鼓舞していただきましたが、久々に漕いでみてどうでしたか?
お題は「6年間を振り返って」「印象に残ったボート部での事件」その他自由にお願いします!