慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

気づけば卒業生に...

2020-05-04 23:53:29 | 日誌

ご無沙汰しております。20卒の吉田輝々です。更新が遅くなり、ごめんなさい。

つい先日、三田漕から会費の振込用紙が届いていて、ボート部を卒業した実感がようやく湧いた感じがします。
切手を貼って、宛名を書いて、郵送してくれた現役部員のみなさん、手紙出しありがとうございました。

最後の日誌なので、何を書こうかすごく悩みましたが、学生時代のことを思い出しすぎると休み明けに社会人にもどるのがいやになってしまいそうなので少しだけ...笑

私のボート部での1番のお気に入りの写真をご紹介させていただきたいと思います。


これは3年生の医レガ決勝戦のレース直後に慶二先生と一緒に撮っていただいたものです。
3年の夏は、2年の冬から乗り始めたシングルスカルで出場して、夏は智尋といっぱい練習して、小室コーチにもたくさんご指導いただいて、6年間のボート部生活のなかでもとても印象に残っています。

慶二先生からのメールはいつも「嬉々ちゃんへ」から始まりっていました。
本当は”輝々”ですが、実は両親が名前をつける時に”嬉々”と”輝々”で最後まで迷っていたそうで、なんだか不思議な気持ちでした。
試合のあと、就職活動を終えたとき、ボート部を卒業したとき、慶二先生からいただくメールはいつも読み終えると、心がほっこりとあたたかくなりました。この日誌を書きながらメールを読み返してみたのですが、もう一度だけ、慶二先生にお会いしたくなってしまいました...

部活をやめてしまおうかなと思ったことはもちろんあります。
でも退部しようと思っている時期に、なぜか必ず総会がありました。
いつも総会のスピーチで、OBの先生方が「やめるな、やめるな」「細々とでもいいから最後まで続けなさい」とみなさん口を揃えておっしゃるので、踏み止まっていました。
そして気づけば、卒業していました。

「ボートというスポーツを心から好きだった」というと嘘になります。
夏はこの川で泳げたらいいのになって思いながらずっと漕いでいました。
そんな私が最後まで続けられたのは、いつもサポートしてくださる方がいたからだと思います。
自分自身のことで自慢できることはないのですが、1つだけ胸を張って言えることは「私はいつも”人”に恵まれている」ということです。
私の周りにいる人のことは、自信を持って、自慢できます。みんなに紹介したくなります。
ボート部に入って出会えた人たちとのご縁は、私の大切な財産です。

6年間、どうもありがとうございました。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


さて次は、まりなちゃんに日誌をお願いしたいと思います。まりなちゃん、最後の部員日誌よろしくお願いします✲