慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

FRANCE

2012-09-29 22:14:03 | 日誌
ちわ。あと1週間で元ストロークになる森本です。よっしゃ


U山さんの暴露話から早2週間。

暴露以後、トイレのメニューがエグくなったことは言うまでもない。ただ若干であったwww
ゴリラは何を感じたのであろうか。こんなのバナナ食べながらできんじゃん、と思ったかもしれない。

MOMOは今日の午前練を以てMEGAピーキングは終了とのこと byリーダー
本当にMEGAであったのか。

夏を乗り越えてきた僕らにとってはPetitであったかもしれない。


さてさて、引退まで1週間と迫っている中で、今日は午後練をお休みさせていただいた。

そう、今日は4年生はSFCで3学部合同授業があったのだ。
一節によると新感覚の出会い系授業ということであったが、そんなことは全く以てなかった。

ただ、他学部の人と医療についてディスカッションする良い機会であり、案外楽しかった。
戸田から2時間かけて行った甲斐はあったように思う。
朝練後だったため、U山とM本は小田急線で爆睡し、Y木沼がいなければ完全に乗り過ごす事態になっていたことは言うまでもない。
ありがとう、Y木沼!!


そろそろ本題のFRANCEに。

僕はインカレが終わって、8/26深夜~8/31までFRANCEに家族旅行に行ってきました。
そもそも、この期間は夏休みではあるが、いわゆるWコン祭りの時期でもある。
ひとによっては5日間のうち3日間開催されるWコンに参加しなければならなかった(例 U山)。

僕はというと、なんとかこの期間に旅行に行くために、Aコンで全て処理しようと望んだ結果、
祭りに参加する必要はなくなった。

人はやればできるものである。まして慶應の医学部生なのだから。
あとはやろうとするかやろうとしないか、この違いであろう。

後輩へ
休みが欲しけりゃ、勉強しなさい。←引退メッセージ


FRANCEは簡単に言うと、治安は良くないけど芸術とか夜景は最高。

フランスはスリが多くて危ないという話は一度はだれもが聞いたことがあるのでは。
最近の手法としては、子ども達2~4人がサインちょうだいとせまってきます。
実はこの子ども達立派なスリらーです。体の両サイドを囲み、体をバシバシぶつけてきます。
そしてポケットに手を突っ込んできます。体ぶつけられていると意外と気付かないものです。
幸い僕は何も取られませんでしたが、ルーブル美術館の橋の近くで4、5回絡まれました。
これからパリに行こうかな、と思っている人は注意してください!特に1人歩きをしていると狙われます。
僕も最終日ひとり歩きしているときに遭遇しました。

あと紹介したいのは、やっぱりエッフェル塔。
昼のエッフェル塔は初日に家族で見に行ったものの、やはりせっかくなので夜も見たい。
こう思った僕は、最終日のひとり歩きで夜のエッフェル塔を見に行きました。
ただ早く行き過ぎて、暗くなるまで4時間くらい待っていました(笑)
フランスは21時くらいまで明るいので気を付けてください。

やっぱり旅行って楽しいな(^O^)
学生時代を逃すとこうしていろいろなところに行ける機会は、そう簡単には訪れないと思うので
引退したらNYだとか東南アジアだとか行ってみたい。


とりあえずあと1週間しっかりやって、気分良く引退します。


それでは次は、6年生に回そうかとも考えたけども、お忙しいと思うので
最近書いていない3年生の諸葛亮にお願いしたいと思います。
お題は「慶東戦」で。トイレのトイレについて書いてもよし。
慶東戦前でも後でもよし。よろしく!

主将頑張った。

2012-09-14 01:01:43 | 日誌
どうも。元主将の4年梅山です。

とある週末のできごと。これより先は主将として最も頑張った2日間の記録である。


2012年夏、都内某所。死亡率90%を超える悪夢の集会、市ヶ谷会。遅刻した者には1杯目からウイスキーが振舞われる。遅刻者に選択の余地はない。ビールはボートで言うならノーワークである。もちろんこの会ではパドル以外は許されない。要するにウイスキーと日本酒以外は“清涼飲料水”としか認められないのだ。参加者はローアウトするまで漕ぎ続けることが求められる。見事ローアウトを果たした者のみが絶対安息の地「トイレ」へ足を踏み入れることを許可される。


そんなこんなで会は終了。「寒いよ~」と言いつつおもむろにTシャツを脱ぎ路上で半裸になるK岡。警官に本気で心配されるK田。栃木から来たというあやしげな兄ちゃんに絡まれるU山。千鳥足で夜の街に消えていくK本。「大丈夫ッス、大丈夫ッス」という奴ほど大丈夫でないのは明らかである。


翌朝、意識を取り戻したU山はなぜかK本の家にいた。その日は運悪く学校へ行かねばならない日で、結局一睡もできず夕方には戸田へ。涙。


二日酔いでのボートはきつい。頭がガンガンする。U山は心の中でこっそりと練習メニューをカット。あたかも最初からそうと決まっていたかのごとくクルーには何食わぬ顔で発表した。練習は体が疲労していたせいか、びっくりするくらい上半身リラックスして漕げた。ついでに足もリラックスしていたことは言うまでもない。



明日も朝から練習がある。このままではまずい。まさに絶体絶命。ここでU山はふとひらめく。あまりのひらめきに体中に電流が走る。


この艇には3年生3人が乗っている。仮にこの3人をトイレ、ゴリラ、諸葛亮としよう。



「なんとかトイレにメニューを決めさせることはできないだろうか。」



暗闇に射す一筋の光であるかのように3人の中で唯一トイレが作るメニューだけが楽なのは目に目えていた。しかしトイレを指名したい衝動を必死に抑え、ここでU山はあえて「3年生にメニューを決めて欲しい」と言った。その時、歴史は動いた。トイレのメニューが楽になるは周知の事実。ここでトイレを指名したのではゴリラと諸葛亮に二日酔いを感づかれる可能性がある。それだけは主将の威信にかけて何としてでも避けねばならない!!!



3年生でメニューを決めるとなったとき、まずゴリラは興味を示さない可能性が高い。ゴリラの辞書に“計画”の2文字は存在しないのだ。残るはトイレと諸葛亮。諸葛亮は知謀をめぐらしてトイレの信頼を勝ち得ており、玩具のごとくトイレを操れる。しかし諸葛亮がトイレに強く進言しないことは目に見えていた。切り札は勝負所までとっておくからこそ切り札なのだ。今はまだ哀れなピエロを操るべき時期ではない。となると必然的にトイレが主導権を握ることになる。



そして迎えた運命の朝。



天国だった。九死に一生を得たとはまさにこのことに他ならない。


U山は自らが疲労、睡眠不足、二日酔いで体調最悪だとクルーに悟られることなくトイレにメニュー決めさせることに成功したのだ。修羅場をくぐりぬけた瞬間だった。


めでたしめでたし。


P.S. U山がその後の全体ミーティングを速攻で終わらせたこと、KKトリオへの連絡が遅れたことは言うまでもない。



つぎは森本で「France」でよろしく。