慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

引退しました

2016-03-29 23:11:51 | 日誌
こんにちは。95回の鈴木です。
先日晴れて卒業し、最後に投稿させて頂きます。

振り返れば、前回の投稿は2012年秋の慶東戦後。当時3年生。
その時の文章にこんな一節がありました。


・・・「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」 MOMOは解散しました。・・・


MOMOとは、人数が少なく慶東戦がフォアだった当時の対校艇です。
当時から引退を意識しているかのような文章ですね笑

しかしむしろその後、4年秋の「引退」などほぼ忘れて、ますます部活に熱が入ったのはご存知の通りです。
先日のお花見レガッタでは、数年前に戻ってEXCITEした姿をお見せしてしまいました。

これは、ボートが競技として面白いのみならず、近年の端艇部がより良いものになって行く、
その流れに自分も加わろうとし続けたからでしょうか。

近年の端艇部の変化は書き切れませんが、本塾から高名な先輩にコーチとして来て頂き、
技術面・精神面で大変充実したご指導を頂いています。
東医体では、総合優勝・連覇を皆が口に出して目標とするようになり、
部員増加に伴って、慶東戦ではエイトでの対校戦が当たり前になりました。
今年は隅田川での早慶レガッタにもいよいよエイトでのレースが予定されています。
インカレにも対校クルーを中心に手を挙げつつあります。
2013年からは薬学部生を迎え、特に医療系レガッタでは、年々活躍が期待されています。
また、部員の増加は戦績のみならず、端艇部を年々より活気のある団体にしています。

95回生が入部するさらに前の時代、部員数は少なく、ようやくフォアが組める程度の部員数だったと伝え聞きます。
当時の現役の先輩方、今は若手OBの先生方がその中でも部を支え、さらに勝ってこられた事が今の部の勢いにつながっているのではと最近考えます。これが何かの「伝統」になるのでしょうか。

ともかく、端艇部が現役部員・諸先輩のもと、これからも勢いのある良い部である事を願っています。


もし新入生の方がこの投稿を読んでいらしたら、一言申し上げたいと思います。
「是非端艇部で充実した6年間を過ごして下さい。仲間として一緒に頑張りましょう」と。


皆様ありがとうございました。

次は、我等がキャプテン、神谷黎君です。



ありがとう、そしてありがとう。

2016-03-24 23:16:24 | 日誌
 こんにちは、今年度で卒業します95回生の菊岡です。最後の部員日誌がまわってきましたのでA4一枚以内でお話しさせていただきたいと思います。後輩からは勧誘用にと言伝がありましたが、まあ新一年生はみないのではないでしょうか。僕が思うに、ここの読者は現役部員と、あるお方くらいでしょう。後輩部員には散々言いたいことを直近の日々でいったので、そのお方にむけて書きます。

 梅田さん、お久しぶりです。あいかわらず不必要なくらいお元気でしょうか。梅田さんがいる間はその背中を、いなくなってからは梅田さんの亡霊の背中をとらえようと練習していました。結局途中で背中を追うことは忘れてしまって、寄り道を楽しんでいたような気がしますが、今日は自慢話としてその寄り道の話をさせてください。最高のクルーが作れました。5年生の時のフォアのことです。あのクルーを作ることがそれまでの練習や試合の意味だったとすら、今になって思います。

 よくご存じのとおり、菊岡といえば菊岡が強ければそれでいい、という考えの人間であるかと思います。したがって二年生の時は、わかりやすく勝ち負けの責任が自分だけにあるシングルスカルに好んで乗りたかったのでしょう。三年四年とクルーボートに乗っている間でも根強くそういう考え方は持ち続けていました。他のクルーが力不足であろうと自分が得る勝敗の結果はあくまで自分が得るものであり、その自分の勝敗のために頑張るという感じです。(これの良し悪しはいまだに全否定も全肯定もしませんが)。小難しくなってしまいましたが、要はどこをきっても自分自分ということです。

 本題の自慢話になりますが、5年生の時に僕がクルーリーダーとして組んだフォアでは、お互いへの競争心と信頼でクルーが成り立っていました。クルーはお互いをライバルとみなすと同時に、勝ちをプレゼントしてあげたい仲間でありました。その二つがいいバランスに働いて、練習のモチベーションを高いところで保たせていました。後輩達は常にグレずに越えるべき壁として僕を追い(これは、梅田さんが僕にそうさせたことを参考にしました)、同時に僕を勝たせようとも思ってくれていたと感じています。誰かがさぼって手を抜いていると疑うこともありませんでした。誰かが漕ぎの途中で雄叫びをあげると、自然と次のひと漕ぎでは他のクルーも雄叫びをあげました。練習でくじけそうになる時に踏みとどまる理由は、勝ちをプレゼントしてあげたい仲間がいることでした。(これが、前は自分自身の力の渇望でしたが)。自分の勝ちのために漕いだ試合よりも、このクルーへの勝ちのために漕いだ試合の方が、ある意味では簡単でした。最高でした。

 これが、僕が純粋な自分の力を求めることを忘れて、背中を追うことも忘れてやっていた楽しい寄り道です。強迫観念的に強者を倒すための力を求めた練習の終わりの道で、やっと見つけた、たったの1シーズンだけの楽しい楽しい寄り道です。

 そろそろ次の方に代わりたいと思います。同じく今年度で卒業の、名COX鈴木先生、よろしくお願いいたします。

6年間のボート生活を振り返って

2016-03-22 13:48:51 | 日誌
みなさんこんにちはー!6年の小川祥子と申します!(*^v^*)
追いコンも終わり、明日は卒業式です!
何だか色々焦っている間に、いよいよ新生活迫ってきたなあとう感じですが、
今はちょっと落ち着いて、愛すべき宝塚ファン(笑)であるしげちゃんからのお題「6年間のボート生活を振り返って」について考えてみたいと思います。

そうですねえ…色々ありすぎて何から書けばよいやらわかりませんね…(笑)
6年間を振り返って、4月にご入学される新入生に向けてのアドバイスとしては、

「部活に(特にボート部に)入られることを強く勧めますよ~^^」

ということでしょうか(笑)

自分は今もまだまだまだ未熟者ですが、この6年間ボート部で頑張らせてもらったお蔭でちょっとは前よりましな人間になれたのかなと思っています。

監督やコーチ、先輩や同輩、後輩にいっぱい助けてもらったこと
先輩はもちろんだけど、「ああこの人には本当に敵わないなあ」っていう、尊敬する同輩や後輩に出会えて沢山の刺激を受けたこと
どうしたらもっと速くなれるんだろうと考えて、なやんで、試行錯誤したこと
どうしたら同じ船に乗るクルーにとって楽しくって且つ効果的な練習になるのかを考えたこと
東医体で約40年ぶりに総合優勝できて、皆で河口湖に嬉しさのあまり飛び込んで、なんか皆の顔も景色も全部キラキラしすぎてて、これが現実とか信じられないくらい嬉しかったこと
そして数えきれないくらい悔しくて、やりきれなかったこと

他にも思い出や経験はたくさんありますし、ほんと皆に迷惑かけてばっかりでしたが、部活の中で成長させてもらったなとつくづく感じます。
もちろん部活が全てではありません。部活に入っていない方でも他の活動でめちゃめちゃ努力されていてとても充実した学生生活を送っている方も沢山いますよ。
でも、入学時のオリエンのボート部のPVを観て、ボートを漕ぐ先輩方の写真がかっこよくて「ボートって何だかすごい気持ちよさそうなスポーツだなあ」と思って、
その後のアンケートでほぼボート部にしか○をつけなかったくらい、ほぼ何も考えていなかった(今も?汗)私にとっては、6年間部活を続けられたことは何にも代えがたい財産です。
ですので、個人的にはボート部がかなりおススメですが(しつこい笑)、新入生の皆さんが自分に合った、何か打ち込めるものを見つけられることを心から願っています。

内容がグダグダで申し訳ないのですが、私の文章はここぐらいで終えて、後は文才のある同輩に託したいと思います。
次は、来年度から六本木まで10分という何とも羨ましい立地の病院で研修をされる、尊敬するきくおかさんに書いていただこうと思います!
お題は「6年間で感じたボートの魅力」にしましょうかね…
自分の何百倍もボートに真摯に向き合ってきている彼ですから、きっと沢山語ってくれると思います^^

暖かくなったので部員日誌も元気に回します!

2016-03-21 17:21:48 | 日誌
久しぶりに部員日誌を更新します!
勧誘隊長になりました、2年生の重原です。
この部員日誌を読んで下さるであろう新1年生に向けて、ボート部の宣伝をしたいと思います^o^

まず、初心者大歓迎です!むしろほとんどの人は大学スタートなので、大学で新しいことを始めたいという方にぴったりの部活だと思います🌟しかもただ始められるというだけでなく、大学で始めてもメダルに手が届くというのがボート部の魅力ですね!ボート部の輝かしい戦歴は勧誘中にたっぷりお話します^ - ^

そして男子のイメージが強い競技かもしれませんが、実は女子も大活躍です✨医学部体育会で最も重要視される大会に東医体がありますが、他の部活では男子部と女子部がそれぞれで優勝を決める中、ボート部は男子種目と女子種目の合計得点で優勝を決めます。昨年は1年生女子がダブルで銀メダルという結果を残し、総合優勝に貢献しました!

さらに、医学部で唯一早慶戦に出られる!ボートの早慶戦は4月の勧誘期間中、浅草の隅田川で開催されます。私自身1年生の時にこの試合を生で見て感動したので、このスポーツやってみたいかも!と思って入部しました。応援団も来ていて、とても賑やかなので、浅草観光のつもりで遊びに来て頂ければと思います!もちろん試合に出るメンバーは早稲田に勝つために一生懸命練習しているので、是非一緒に応援に行きましょう‼︎

他にもいろいろあって書き尽くせませんが、興味を持って頂ければ嬉しいです(*^^*)勧誘期間中は体験試乗会も予定しているので、ぜひぜひお越しください♡

それでは、卒業を控えた6年生の先輩方に部員日誌を回そうと思います!
この学年はお話していてとっても楽しくて、後輩想いの方々でしたので、卒業されてしまうと思うと寂しい気がします(´・_・`)
ではまず、格好良くて優しくて、尊敬して止まない祥子さんに回します!お題は「6年間のボート生活を振り返って」他でお願いします♡