慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

クォドルプル

2010-01-18 23:19:43 | 日誌
2年福村です。
私は今、2月14日のロングレースに向けてクォドルプルに乗艇しています。日本医科大学期待のホープ、1年河島茉杏ちゃんと一緒に、3000mを漕ぎきるべく練習中です。
去年のロングレースの時にはシングルスカルで出場する以外他になく、クォドなんて夢のまた夢、卒業までに女子クオが組めればいいなぁ、なんて思っていました。それがなんとなんとです。感無量です。

この女子クオ、昨年の11月半ばから話が持ち上がっていて、新年明けてから練習を開始しました。河島さんは男子部員と一緒にクォドに乗った経験があるそうですが、私は(勧誘期のナックルを除けば)スカルとダブルにしか乗ったことがないので、初めてのクォドが楽しくてしょうがないです。練習後は足がガタガタでそれどころではなく、解剖期間中に全く乗艇をしなかったことを悔いるばかりですが…。試合まであと1カ月弱ですが、漕ぎを合わせる感覚を大事にして密度の濃い練習をしていきたいと思います。

「今日の女子クォドができるまで」を軽く語りたいと思います。この女子クオ、本当に色んな方々の協力がなくてはここまでたどり着きませんでした。今も多方面から助けていただいています。この場を借りてお礼申し上げます。
11月半ばに女子漕手4人が集まった、さあクォドだ!となりました。鉄門ボート部マネージャーさんの林絢奈ちゃんのアドバイスのもと、まず練習日が決まりました。シートも決まりました。林さんは浦和第一女子高ボート部出身で、今でも練習メニューもろもろで相談に乗ってもらっています。ありがたいです。年の瀬ぎりぎりに、艇を浦和第一女子高校から貸していただけることが決まりました。日医さんの艇庫に艇を保管させてもらうことも決まりました。艇を貸して下さった浦和一女さん、艇を移動するのに手伝ってくれた浦和一女ボート部の部員の皆さん、寒い中、そして夜遅くまで本当に有難うございました。そして現在、艇庫を使わせて下さっている日医さんには全オールまで揃えていただいて、本当に感謝しています。

そんなこんなで練習しているわけですが、目下未解決の問題が1つだけ残っています…。それは常にCOXがいないこと。世の中には「なしクオ」もありますが、クォド初心者が集まったこのクルーは、ボート経験豊富なCOXがいなければ迷走し、衝突事故を起こすか全員で水の中へ、のいずれかとなるでしょう…。今は、毎回異なる男子部員を1人借りてつないでいる状況で、毎乗艇前に、練習時間までにCOXが見つからないんじゃないかという恐怖を味わっています。男子部員もみんなロングレースに向けて何らかの艇に乗っているので、練習の間に来てもらったり練習時間をずらしたりしなければならず、非常に心苦しいです。さらに問題なのは試合当日、今までCOXをやってくれた部員たちはダブルエントリーできない時間帯に試合があるので、一緒に試合に出てもらえないのです。クォド解散して、ダブル2艇にしたほうがいいんじゃないかとさえ思う時もあります。でもせっかくここまで来たので、やっぱり最後までクォドで漕ぎ切りたいと考えているところです。

早めにこの問題が解決することを切に願います。COX、募集中です。すぐ内定出せます。

うーん、熱く語りすぎて長くなってしまいました。でもけずるところがないです。
次は…いつも実習中にクォドの話を聞かされている、隣の席の藤井くん、「初漕手初エイト」で引き続きロングレースの話題をお願いします。

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