慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

余暇の過ごし方

2009-11-23 23:19:19 | 日誌
余暇の過ごし方とありますが、「予科」ではありませんでした。
予科1も余暇のうち、ということでしょうか!高橋さんの巧みな掛け言葉です。

いやいや、MCBなどのテストもあり予科1なりに忙しい生活を送っております八木沼です。

余暇の過ごし方とのことですが、たいていオフの日はどこかに出かけています。
最近行ってきたのは早慶戦でした。信濃町からは神宮球場がたいへん近いので席取りにも最適です。
その場にいた塾生全員が力をこめ応援していた一体感は素晴らしいものでした。
そして慶應の勝利を目にすることができて夢のようでした!

知らない町を探しに電車や徒歩でどこかに旅することもあります。
男はつらいよという映画の柴又が上京前から気になっており、半日を使って行ってみたこともありました。
寅さんよろしく江戸川の土手に腰をおろして暢気な天気に考えを任せることもまた一興です。

また、本を読むなら今のうちではないかと思い、休日を読書に充てることも多くなってきました。
でも本ばかり読まずに筋トレを挟むようにしていますよ!

さて以前から、艇に載せるcox boxの語呂の良さを気に入っていた私ですが、
最近川端康成の小説に同じような響きを持つ言葉を見つけました。
「死体紹介人」というやや物騒な名前の小説で、
解剖の献体に関する場面も多少出てきますが、その冒頭に「Box and Cox」という成句が出てきました。
「同じ場所に居ながら、時間のずれで会うことのない二人」という意味だそうです。
なんでも、John Mortonという19世紀のイギリスの劇作家が書いた笑劇の主人公の名前だそうで、
その成句が使われる頻度もそう多くないと思いますが、現代まで活きているイディオムということでした。

誰かがその響きを気に入ってcox boxなる名前にしたのかも、と思ってみたりしています。

では次は三年山西さんで、「日吉の思い出」でお願いします。