まずは、スイム途中で止まったポラールの再始動から。水中で心拍拾わないのは仕様なのかはわかりませんが、、、ハイエンドモデルなのにだめだよねほんと。もう慣れたんでいいんですが、安くても水中で心拍切れないモデルにしようかあるいはスントへ切り替えてってのは悩みどころ。陸路にあがって自分のエリアへと向かうところで給水しますが、とにかく渇水が気になって仕方ない。正確にはのどの渇きというか塩水を流したいだけですけど。
バイクラックではウェットスーツを脱いでからウェア着るとか靴を履くとかいつものお着替え行為。なんかどこかで忘れ物とかしててそうでならないんですが問題なさそう。バイクを手にひた走り、乗車地点からライドオン。
バイクは行って帰っての直線コース10kmを4周回。コース上風車のそばを疾走するってので、海辺の道路を走るだけなんですが、それはそれで特徴的なコース。
ちなみに風車参考画像。これは会場から海越えてみたランコースの先の方面ですが。
スタートして気づくこととしては、、、向かい風だ。メーターは24-5km/h。まっ平らでこれは正直ない。実際風はそんなに強くはないんですが、脚が回らん。そんなに水泳しんどくないのに、、、ってわかった。
気分が悪い
水分とって塩薄めたはずなんですが、まだまだ喉のあたり残ってる。少し踏ん張ってトルクあげようとしても、すこし胃からこみ上げてくるものがあってうぇっぷ、な繰り返し。じゃあDHバーはいかほどかっていうと、パットにおく腕のところがすぐに痛くなる。腕時計あたりをパッドにおいてもやっぱりすぐに腕が痛くなってしまう。
ポジショニングがうまく行かないのはトレの時からですが、、、せっかくのまっ平らコースってのにDHバーをうまく使えないなんて。銭の無駄以外の何物でもない。
仕方ないので当面はドロップハンドルをつかんでのペダリング。当然、スピードなんかでるわけがない。ケイデンスを100越えさせても、あんまりスピードは上がってはこないのがもどかしい。折り返して向かい風になっても大勢は変わらず。
1周目19'46
体が今一つ→気が滅入る→タイムが悪い→またまた気が滅入る
悪いコンボが続きかねない。ちょっとまずくないかほんと。ボトルの水も1/3ほどしか残っておらず、お先真っ暗。
2周目にさしかかり、胃の中あたりが多少は落ち着き始めてきたので、ペダルの回りも順調になってきた。いい感じだ。しかしそれでも、向かい風に立ち向かうにはポジションがうまく取りにくい。ペースの上がりもまあまあ。ただ、従来の傾向からして、このあとラップ落ちが起こることを考えるとバイク単独で80分あたりのフィニッシュか。もう少し何とか、、、でもあいかわらずオーバーテイクされまくりだしなぁ。
で、ふと思うことがあって、DHバーで無理なポジショニングを取ってみることにした。
今まで手首や腕をパットに置いてましたが、思い切って肘を置いてさらなる前傾姿勢を取ってみることに。練習でも二三度試しましたが、重量でバーが動いてしまうのでこのスタイルはあわないんだなと選択肢からも抜いてたやつ。
かかる体重も胸の方にくるのできつくなく、背筋もしんどくない。ただ、これやると両手首がバーの先に行ってしまうので、何にも握ってない極めてデンジャラスな体勢。(参考画像)スピードが上がるものの、ちょっと怖い。折り返しのほうはそこまでしなくても悪くはなかったけど、。
2周目 18'52
ラップ良化。やめた方がいいかなと思いましたが、ちょっと続けてみると、、、向かい風でも29km/hで巡航だ。向かい風でkeihの今のポジション順位からすると、もうおもしろいくらいごぼう抜き。ハンドル握ってないんで肘の体重移動だけでポジションを取るようにしていますが、突風とかないんで特に危険な場面もなし。
折り返しになると追い風の恩恵をもらいまくった挙句、しばらくは38km/hまで速度がアップ。
全く抜かれない。
バイクでは正直こんなの記憶にない。ほぼ最後尾スタートだった赤穂のデュアスロンのバイクパートくらいだ。
いつ以来かの、楽しい楽しいバイクライディング。
3周目18'56
タイム反映はしてないけど、疲れ方が全く違う。正直楽だ。最終周回には行ってもスピードは衰えない。いままでだと明らかに心拍も落ちてきて、「へばり」との戦いになってくるものなのにそれが全くない。たぶん、急に雲が増えてきたお天気との絡みがあるのか、当初飲みまくった水ボトルもまだまだ残っており、心身ともに余裕を持った最終周回。初めてだよきっとこんなの。
正直名残惜しいことこの上ないバイクですが、おしまいが近づいてきた。風に乗ったバイクがこんなにいいもんなんて、というラストの周は、
4周目 18'20
おいおいおいラストがベストラップ記録なんてほんと初めて。ありえんぞという高揚感とともにランのトランジションへ向かいます。
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