英語と子育て

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仕事について英語で言ってみよう

2013-02-26 | 英語学習
小学生のカリキュラムで「職業 occupation」について学ぶことがあります。

「お父さんのお仕事はなあに?」と聞いて、たいていの子が「サラリーマン」と答えます。「知らない」という子もなかにはいます。いつだったか、ある男の子に「大きくなったら何になりたい?」と聞いたら「サラリーマン」と答えたの笑ってしまった覚えがあります

さてこの「サラリーマン」ですが、英語ではありません。和製英語です。ほかにも「OL (office lady)」も和製英語です。ですから英語のネイティブにこう答えても通じません。

一般に英語で職業を聞くときは‘What do you do?’と聞きます。’What’s your job/occupation?’と聞くと、何か職務質問などのイメージがあって、日常会話では使いません。

私は’What do you do?’と聞かれると ‘I teach English to children.’と答えます。もちろん’I’m an English teacher.’でもOKです。

ちなみに’an English teacher’は「英語の先生」という意味と「イギリスの先生」という意味と両方ありますので、どちらの単語にイントネーションをおくかによって意味を使いわけます。

前述の「サラリーマン」については、どんな仕事でお給料をいただいているのかにもよりますが、一般的な会社員なら’an office worker’とか公務員なら’a public servant’でもいいでしょう。

ただ、会社などの組織に属していたとしても仕事は様々です。例えば編集者だったら’an editor’でしょうし、経理係だったら’an accountant’です。

「公務員」といっても様々で、市役所に勤めていたり、保健所だったり、税務署だったり多種多様です。だから「どんな仕事をしているか?」を説明する必要が時々あります。

どんな組織で働いているかを述べるとしたら、
‘I work for Bank of Mistubishi UFJ.’ とか ‘I teach English at KEC English School.’などと述べることができます。

さて、お子さんはお父さん、お母さんのお仕事は何かご存知ですか?  

私も息子たちが小学生の時に、夏休みを利用して夫の職場を見せに行ったことがあります。自分たちの父親がどんな仕事をしているか知るのには「百聞は一見にしかず」でした。

また、高校生、大学生の頃は夏休みを利用して私のオフィスで職場体験をさせていましたので、私の仕事についてもよく理解していましたし、外国人の先生たちと躊躇なくコミュニケーションがとれるようになりました。

小さい頃から親の働く姿を見せることはとてもいいことだと思いますし、そういう経験と好奇心をうまくつないであげて、子どもたちが自ら英語で「将来は何になりたいか」と言えるようになるといいなあ、と思います。


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