英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

記号のちがい アレコレ

2020-01-28 | 英語学習
留学していた頃の初めてのテストで目を見張った経験があります。

20問のテストだったんですが、ほとんどに「✔」が付いていました。

「え~~こんなに間違えたのか!? 」と愕然としました。

しか~し、結果はほとんどが正解だったのです。

日本のテストの場合、

正解は「〇」 まちがっていたら「✔」のマークがつきますね。

でも英語では、

正解は「✔」 
間違いは「×」と書かれます。

知らないとびっくりしますよね 

先日アメリカ人講師のTくんと、作文のチェック方法など日米の違いについて話したら、とても興味深かったです。

彼が、言うには、

 〇×方式は日本だけ。
 赤字はとても印象が悪いからあまり使わない。但し、「もう一度よ~く見てね」という意味で赤い〇で囲むことはある。
 作文の添削 'Proofreading'は4年生くらいから学ぶ。
 いろんなマーク(記号)を使う。

このシンボル'marks(記号)'はとても明解で、スクールのCreative writing(作文)訂正でも使っていますし、子どもたちも理解しています。

  

Tくんの話でもっとおもしろかったのが、〇×の音声表現。

日本では「正解」の時に「ピンポーン」っていいますね。
「間違っている」時は「ブッブウー」とか「ブー」でしょう。

英語ですと、
「正解」は 'ding-ding'(ベルが鳴る音)
「間違い」は'bzzz' (ブザーが鳴る音)

なんですね~

オノマトペ(擬音語)の違いもおもしろいですね~

それから、'YES'の意味で、頭の上に両手を挙げて〇をつくるジェスチャーですが、これも欧米人には通じません。

当然胸のあたりでXを手でつくるものも、私たちにとって'NO'の意味ですが、彼らにとっては「バツ」ではなくて、アルファベットのXで、意味が通じないようです。

スマホの絵文字にもありますよね 

前述のTくん曰く 「最初は何の意味か全然わからなかった! 

いろんな国の人が増えてきていますから、みんなわかるでしょう~という思い込みはミスコミュニケーションにつながって危険だな、と思いました。

みなさんはどう思いますか? 

最新の画像もっと見る