英語と子育て

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シアトル旅行 その1~アメリカという国

2016-08-18 | その他
13年ぶりにアメリカのワシントン州、シアトルに行ってきました。アメリカ本土もなんと7年ぶりです。

シアトルは産業がとても盛んな都市で、みなさんがよくご存じのマイクロソフトの本社もシアトル、スターバックスもエディバウワーもシアトル発です。

マイクロソフトのビルはいくつか立っていますが、これはひときわのっぽのビル。

ほかにもアマゾンAmazonやコストコ(英語では'コスコ’と発音します)もシアトルに本社を構え、ダウンタウンのど真ん中にアマゾンの気球のような建物が建築真っ最中でした。

13年も経っていると本当に、いろんなことが変わってました。もともと湖が多く、「きれいな水」からコーヒー産業や精密機器産業が栄えていますが、以前、1ブロックごとにあったTully's coffeやSeattle the best coffeeのお店が減っていて、どこ行ってもスターバックスばかりが目につきました。

 Pike Place Market近くにある第一号店は長蛇の列

スターバックス本社ビル 屋根にロゴがのっかってます。

また次男が滞在しているベルビュー(Bellevue)は13年前にはなかった高層ビルが増えていて、その中でも目を引いたのが'Expedia'(エクスペディア)の輝くビル。うちの息子たちはこのサイトで格安航空券を買います。

 真ん中奥がベルビューにある本部ビル。13年前にはありませんでした。

その他のお店の位置が変わっていたり、前はすごくにぎやかだったショッピングモールが閑散としていたり。

それでも、ああアメリカにいるんだなあ~と思うことが3つありました。

 どんなとこでくしゃみしても、全然知らない人が'Bless you!'と声をかけてくれる 
20代の頃、シカゴの空港でスーツケース引っ張って歩いている時にくしゃみしたら、めっちゃ遠くにいた黒人の男の人が'Bless you!'と私に向かって叫んでくれたことがありました (そんなに私のくしゃみが大きかった)。今回は私がバスでくしゃみしたら、前に座っていた10代のかわいい男の子が'Bless you!'と言ってくれました。それもポケモンGOしながら
でも、声かけてもらうとなんとなく嬉しいですね 'Thank you!'と私もにっこり

 フリーウェイは4~5レーンあって、一番左側はポルシェとレクサスがバンバン追い抜いていく。
今回次男が運転する車で移動しましたが、怖いくらいスピード出して走ってます。それにしても日本車と韓国車が多くなりましたね。日本車は相変わらずHONDAの人気が高いですが、多いのはTOYOTAとMAZDA。以前よく見たアメ車のTransam(トランザム)やMustang(マスタング)は皆無でした。
日本の「譲り合い精神」も素晴らしいですが、アメリカの道の譲り合いもごく普通。ラッシュの混雑時でもみんな「お先にどうぞ」とスペースを空けていました。

 電動車椅子の人が健常者と同じようにどこにでもいて、そういう人たちにみんなが優しい。
30年以上も前に留学した大学にはすでにどこでも車いす用のスロープがあって、さすがアメリカ!と驚きましたが、今回はもっと驚きました。息子のホストファミリーのお父さんは電動車いすで、毎日のようにひとりで町中まで出かけます。バスに乗る時は自動でスロープが下りてきて自分で楽々乗っていきます  その後、運転手さんが車いすを固定しました。車いすを固定するスペースに椅子がもともとあるんで、座っている人がいる場合もあるんですが、気が付いた人が「車いすの人が乗るからスペース空けて」と乗客が声を掛け合います。
日本の電車やバスでは、優先席にどかっと座っていて、席を譲ろうともしない人を度々見かけますが、アメリカでは「みんなで助け合おう」という気持ちが高いような気がします。


また舗道も段差がなく、歩く私たちよりこの電動椅子が速い 


アメリカでは、歩行者が最優先ですが、その中でも車椅子はもっと優先。信号が赤だろうが、青だろうが、車椅子の人が歩道で停まっていると、「渡る」と仮定して車はすべて停止しなくてはいけないそうです。だから、「渡る」意思がない車椅子の方は、信号に背を向けて停まります。アメリカで免許を取得した次男は、この文化の違いについて感激したようで「すごいよね」と言ってました。

次回は今回の旅の第一目的「レーニア山ハイキング」についてお知らせします 


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