英語と子育て

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「バーリ・トゥード」に出会いました

2021-11-09 | 英語学習
いきなり質問です。

ユーミンの有名なクリスマスソングのタイトルはどちら?

1。恋人はサンタクロース
2。恋人がサンタクロース
    ↓
私はず〜〜〜〜と1で歌ってたような気がする。

でもよくよくみると、この2つは意味が違うんだよね。

「は」と「が」で違うの、言語学的に。主格は「が」。

「あっ、バスが来た!」とは言いますが、
「あっ、バスは来た!」とは言わない。

強いて言えば「バスは来たけど、タクシーは来ないよね」って感じです。

な〜んて話がもう盛りだくさんの本に出会いました。



著者の川添先生はプロレスが大好きな言語学者ですが、持ち前のユーモアで、どのトピックも「あっははは」と声出してメッチャ笑えます。

他にも、

映画の邦題について「イケてる邦題」と「惜しい、邦題」そして「もっと頭使おうよ、という邦題」についても語られていて、常日頃、「なんなん?この邦題!」「私ならこうつける」と思っている私は頷くことばかり。

また、「12. ニセ英語」はすごい内容です。

英語かじってる方、ぜひお読みください、笑います。

美容院で読んだ女性週刊誌のコラムで見つけた一冊(女性週刊誌は料理と本のネタがいい)。

まかりなりにも言語学をかじってピンカーもチョムスキーも読んだけど、今までにない面白い言語の本。

「バーリ・トゥード」とはポルトガル語で「いろんなこと」だそう。

東大で毎月発行されてる機関紙のコラムをまとめたものだそうですが、東大〜センスあるわあ〜



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