英語と子育て

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通訳トレーニング 初体験

2015-03-09 | 英語学習
英語を勉強するのが好きになって、将来、英語が使える仕事につきたいと思い始めた中学時代、憧れは「通訳」でした。

小学生の頃テレビで観たアポロ11号の月面着陸の様子を同時通訳で伝える國広正雄さんに、子どもながら圧倒されました。まるで魔法だ!と思ったものです。

その後テレビに登場する鳥飼久美子さんや松本道弘さんに憧れました。松本先生の本はほとんど読みましたので、数年前、ランチにご一緒させていただくというチャンスに恵まれた時は、色が変色した本にサインをいただき、感激しました 

留学後は通訳ガイドのアルバイトもしていましたが、英語力と同様、知識力が半端なく必要であることにめげてしまって、「通訳」になる夢は「英語の先生」にと変わってしまい、どうやってトレーニングして通訳になるのか、わからずじまいでした。

先週、金城学院大学でセミナーがあり、通訳トレーニング法を確立された水野真木子先生のセッションに参加しました。英語力向上にこんな方法があったのか! と目からウロコのものもありました。

ここでいくつかご紹介しましょう。

1。まず通訳に必要なもの
①語学力 (あたりまえですね) ②コミュニケーション力 (日本語でも同じです) ③知識力 (これが大変。新聞を読まずしてありえない、と水野先生)

2。通訳作業に必要な能力
①記憶力(私が一番苦手とするものです) ②集中力(う~ん、これも) ③注意力のバランス(一点集中型ではないということ) ④構成力

ここまで来ると、通訳業がいかにハイレベルなものかわかります。

実践的なトレーニング法としては。。。。
 Lagging(ラギング):聞こえてくる単語を1テンポ送れて繰り返す
 Shadowing(シャドウイング): 流れてくる文章を同時にリピート→私も車の中でよくやります 
 Quick response(クイックレスポンス):単語や文を即座に言語変換する→なかなか日本語がでてこないのはなぜ
 Sight translation(サイトトランスレーション):原稿を目で読みながらそのまま訳して口に出す。頭ごなしの訳読式。
 逐次通訳:聞いてる間のメモ取りが重要
 同時通訳

ということで、からをまず体験。いや~惨敗、難しい

水野先生曰く「何回か重ねてやっていくうちに慣れて、楽しくなりますよ

思わず「ほんとですかあ~」と言ってしまいました。 まちがいなく脳が柔らかいうちにやった方がいいと思います 

金城学院大学で担当される通訳コースでは、TOEIC700点以上が受講資格だそうですが、1~2年トレーニングすると、800以上が6割、900以上が2割強、と着実に力がつくようです。

「TOEIC700点まではShadowingがかなり有効」と水野先生。

これは、私にも覚えがあります。Shadowing+dictation(聞いた英語をフレーズごとに書き取る)で英語のスキルがグンとアップします。

これらのトレーニング法からスクールのカリキュラムに活かせるものがありますので、実践していきたいと思います。

そして私自身の脳トレのためにも、いくつか実践していこうと思いました 





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