やっと春がやってきました。桜も随分ふくらみ、この週末は公園で楽しそうに人が集まっている風景を目にしました。
私のスクールにも新しい講師が仲間入りし、先日、社内研修中に時間をとって「お花見」と称し、みんなで外にでました。桜はまだ咲いていなかったのですが、ビニールシートを引いて座り、たこ焼きやお菓子をつまみながら、わいわいがやがや
おしゃべりを楽しみました。
外国人講師の中には日本語がちょっと話せる人もいます。彼らは片言で、隣に座った人に「どこに住んでいるの?」「お休みの日はどんなことしているの?」など聞かれればがんばって日本語を話してくれます。そのうち一人の外国人講師が隣の講師にこう言いました。
「ねえ、友達になろうよ
」
聞いていた私ともう一人の日本人講師が思わず吹き出してしまいましたが、彼は「なんかおかしかった?」と言います。
いえいえ、
全然おかしくない。ただ、なんだか言い方が可愛くて、つい微笑んでしまいました。
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「友だちになろうよ」 'Be my friend.'
私はこのフレーズが大好きです。
私の長男は幼少からアトピー性皮膚炎がひどかったので、普通の幼稚園とか保育園に行けませんでした。2歳前から預けた保育園は市にひとつしかない無認可の保育園でしたが、園長先生がそれは素晴らしい方で、子どもに対する情熱はとても熱く、新米の親たちは時々説教をされたくらいです。
園長先生は長男のために、園の一部を改造し、畳はすべてフローリングにし、日に何回かシャワーや沐浴をおこない、丁寧にお薬を塗ってくださいました。もともとこの園のおやつはすべて身体にいいお手製のものでしたし、毎日、近くの森や公園で身体を鍛えてくれて、長男はすくすくと育ちました。
しかし小学校へ入学する頃になって、私はとても不安になってきました。
というのは、この園から同じ学区の小学校へ入学する子がほかに一人しかいなかったのです。おまけに見ただけで、彼がアトピーだとわかりますし、友達ができなかったらどうしよう、登校拒否になったらどうしよう、と心配しました。
そんな私の不安とは関係なく、長男は毎日楽しく学校に通い始めました。
入学して一週間くらいしたある日、彼に聞きました。
私: ともだち、できた?
長男:うん、すぐできた。たくさんできたよ。
私: すごいね、たくさんできたんだ。どうやってできたの?
長男:そんなの簡単さ、「ねえ、ともだちになろ?」って言うんだよ。
そしたら、みんな、いいよ、ってにっこり笑うんだ。
ふうーん、なるほど、そういう手があるのか
正直、「すごいじゃん」と思いました。
親がいうのもなんですが、大学生になった今でも社交的で、誰とでもすぐ友達になってしまうのが、彼の得意技。おかげで親元を慣れていても全然平気です。
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さあ、新学期の始まりです。新しい出会いがたくさん待っています。スクールの子どもたちにも、たくさんのお友達を作って欲しいな。
「ともだちになろ?」
もうこれでばっちりです ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
私のスクールにも新しい講師が仲間入りし、先日、社内研修中に時間をとって「お花見」と称し、みんなで外にでました。桜はまだ咲いていなかったのですが、ビニールシートを引いて座り、たこ焼きやお菓子をつまみながら、わいわいがやがや
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
外国人講師の中には日本語がちょっと話せる人もいます。彼らは片言で、隣に座った人に「どこに住んでいるの?」「お休みの日はどんなことしているの?」など聞かれればがんばって日本語を話してくれます。そのうち一人の外国人講師が隣の講師にこう言いました。
「ねえ、友達になろうよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
聞いていた私ともう一人の日本人講師が思わず吹き出してしまいましたが、彼は「なんかおかしかった?」と言います。
いえいえ、
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「友だちになろうよ」 'Be my friend.'
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私の長男は幼少からアトピー性皮膚炎がひどかったので、普通の幼稚園とか保育園に行けませんでした。2歳前から預けた保育園は市にひとつしかない無認可の保育園でしたが、園長先生がそれは素晴らしい方で、子どもに対する情熱はとても熱く、新米の親たちは時々説教をされたくらいです。
園長先生は長男のために、園の一部を改造し、畳はすべてフローリングにし、日に何回かシャワーや沐浴をおこない、丁寧にお薬を塗ってくださいました。もともとこの園のおやつはすべて身体にいいお手製のものでしたし、毎日、近くの森や公園で身体を鍛えてくれて、長男はすくすくと育ちました。
しかし小学校へ入学する頃になって、私はとても不安になってきました。
というのは、この園から同じ学区の小学校へ入学する子がほかに一人しかいなかったのです。おまけに見ただけで、彼がアトピーだとわかりますし、友達ができなかったらどうしよう、登校拒否になったらどうしよう、と心配しました。
そんな私の不安とは関係なく、長男は毎日楽しく学校に通い始めました。
入学して一週間くらいしたある日、彼に聞きました。
私: ともだち、できた?
長男:うん、すぐできた。たくさんできたよ。
私: すごいね、たくさんできたんだ。どうやってできたの?
長男:そんなの簡単さ、「ねえ、ともだちになろ?」って言うんだよ。
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そしたら、みんな、いいよ、ってにっこり笑うんだ。
ふうーん、なるほど、そういう手があるのか
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正直、「すごいじゃん」と思いました。
親がいうのもなんですが、大学生になった今でも社交的で、誰とでもすぐ友達になってしまうのが、彼の得意技。おかげで親元を慣れていても全然平気です。
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さあ、新学期の始まりです。新しい出会いがたくさん待っています。スクールの子どもたちにも、たくさんのお友達を作って欲しいな。
「ともだちになろ?」
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