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核兵器廃絶運動

2017年12月07日 15時12分52秒 | その他
 今年のノーベル平和賞は国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与される事になり、NHKもかなり熱のこもった報道をしています。

 アメリカ、ロシア、中国の三大国は勿論、他の核兵器保有国もそれぞれの思惑で保有をし続けており、日本の近くには核保有国の仲間入りをしようと躍起になる国もあります。漁民に扮した軍人が家電などを盗んでもいます。これは蛇足。

 日本はロシア、中国、さらには北朝鮮の核兵器で攻撃される可能性がゼロではなく、米国の核の傘の中に入る事により安全を確保していますから、日本人が核兵器廃絶のような高度な全地球的モラルを主張するのは矛盾しています。

 勿論、核兵器廃絶を求める事は正しいし、核兵器廃絶が実現されれば、それは喜ばしい事と思います。

 ところでノーベル賞は、安全火薬の販売利益を元手に始まったもの。安全火薬は銃砲弾や爆薬にも使われて多くの人を殺傷しましたから、その元凶が核兵器廃絶を訴える団体に平和賞を授与するのは何とも皮肉。

 むしろ、全世界の通常兵器を含めた軍備そのものの縮小ないしは廃絶を後押しする方が先決なのではと言う気もしないではありません。

 因みにノーベルを生んだスウェーデンは過去に核兵器保有の誘惑に駆られましたが、平和賞を選考するノルウェーは核兵器保有を考えた事が無かったらしい。そう言えば、我が国が今後導入を検討する長距離ミサイルの候補にノルウェー製のものも挙がって居ます。


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