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非核三原則の抜け穴

2017年09月25日 20時17分21秒 | その他
 非核三原則の内容は、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずの三つ。佐藤栄作総理が述べたものと言われ、与野党の合意事項にもなっています。

 核兵器に反対する立場からすれば、動かせない大原則とされていますが、国会の議決を経た法律でもない半世紀前の申し合わせが今でも生きているのは不思議。最近の日本周辺、特に北の国の動きを全く予想しておらず、対処もできません。

 非核三原則が出来た当時は、本土復帰以前の沖縄に有った核兵器に関する野党の追及をかわすために必要だったのではないかな。日本の核武装を進めるべきとまでは言いませんが、日本を破滅させないためには見直すべきものと思います。

 さて、このような非核三原則と核武装は矛盾するかどうか。

 まずは「持たず」。日本が核兵器を所有しないと言う意味なので、借りて来れば問題無いのでは。米国から借りても所有権が移転しなければ、「持たず」の文言に限っては極めて簡単にクリヤできます。

 次は「作らず」。作ると言うのは使用を前提とするものと仮定すれば試作は構わないのでは。例えば特許権は独占禁止法の例外でもある排他的独占権で、権利者の許可なく実施は出来ませんが、試験研究のための実施は認められています。なので、試験研究のために核兵器を製作し、その後廃棄すれば差し支えないかも。イザと言う時のために核兵器の作り方を研究する必要はあると思います。

 最後の「持ち込ませず」は日本の領土内に持ち込ませないと言う意味。領海近くなら領土内ではありませんね。海上自衛隊の艦艇に核兵器を積んで領海近くで待機すればどうか。日本船籍なら日本の法律が及び、領土内であると解釈するなら、米海軍の艦艇が核兵器を積んでいる場合は、米国領土内にあるので、たとえ横須賀港に寄港しても「持ち込ませず」には該当しません。

 日本船籍に関する疑問は残りますが、核兵器を米国から借りて海上自衛隊の潜水艦に積み、領海外に潜航すれば北の国が位置を探知するのは難しくなり、北の国が日本を核攻撃する際の抑止力になります。長期間の潜航が可能な原子力潜水艦を建造して使えばさらに理想的。

 以上、多少のインチキ性はあるものの、非核三原則にも抜け穴はいろいろと有りそうに思います。このままでも日本が核兵器を運用できる余地は否定できません。


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