ヴァイオリンとフルートのRio

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下げ止まり感の続き

2021年02月21日 09時17分56秒 | その他
コロナの感染に関して実効再生産数なるものが言われています。報道機関が簡易的な手法で求めた数値を公表しています。実効再生産数は、「1人の感染者が平均で何人にうつすかを示す指標」なのだそうで、1以上だと感染が拡大し、1未満なら感染が収束に向かうと言われます。

実効再生産数は一部公開されているものの、感染者を一定時間、多数の非感染者と濃厚接触させ、新たな感染者を数えるような事を行なわない限り、1人の感染者が何人にうつしたのかを実際に把握する事は難しそうです。

現実に把握出来るのは、日々の感染者数やその累計値などであって、それらの信頼性もかなり怪しく、仮に感染していても、検査を受けずカウントされない人が多数居ると言われていて、潜在的には公表値の10倍くらいと言われます。

最近の実効再生算数としては1未満の0.7などと言う数字が公表されています。昨日2月20日の東京都の新たな感染者数は327人ですから、327÷0.7=467、即ち467人くらいの人から感染した事になります。

327人の人がいつ感染したかはマチマチと思いますが、仮に2週間前とすれば、2月6日、この日の累計感染者数は104,254人です。勿論回復して他人への感染の心配の無い人も多い筈で、感染からおよそ2週間で回復すると仮定すれば、1月23日時点の累計感染者数93,732人を差し引いた残りの10,522人が2月6日に存在した感染源と考えられる人の数です。10,522人の中には入院したり家にこもったり、あるいは逆に積極的に感染活動?に余念の無い人も居る事でしょう。濃厚接触に関与した人の数は勿論分りません。

いずれにせよ、実効再生算数から求められる467人と、累計感染者数から推定される感染源10,522人には開きが有り過ぎます。実効再生算数の考えは正しいのでしょうが、実際の数値を求めるには多くの仮定が必要で、得られる結果の信頼性は疑わしいのではないかと言う気がします。積極的に公表されない理由はそれなのでは。

1週間の感染者数の2週間前に存在した感染者数との割合を、今週と先週とで比較すると、日月火水木金土と、いずれも前週を上回っています。感染者数そのものを見るのも大事ですが、このような「割合」が増えていると言う事は、再び感染者数が増加に転じる兆しかも知れません。


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