トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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本日の中央線陸橋

2010-03-28 23:35:41 | 日記
 患者会の定時総会の後、東急スクエアビルの11階にあるクレアで食事をとった。このレストレンは、展望がいい。
 当然のように、建設中の陸橋を見る。写真のように、遠目には橋の形が出来上がっていた。



 食後、陸橋の工事現場まで見に行く。近くで写真を撮る。ようやく、完成に近付いているという実感がする。

 仮通路で、オレンジ色の中央線が通るかとしばし待っていたが、新車両ばかり。たまに、運がいいとオレンジ列車を見かけるが、いつも、シャッターを押すのが間に合わない。間もなく、中央線から完全に姿を消す。





 下の写真は、以前撮った写真で、昔の陸橋の破片が積んであるものだ。なんせ、あの八王子大空襲をも経験している陸橋である。
 この破片を全て破棄するのは忍びないと思うのは、陸橋に思いを持っている人である。長い歴史を背負った建造物だから、多くの市民の記憶に残っているはずだ。
 壊す直前でも、電車が好きな孫や子どもを連れた大人が、橋の上から電車が通過するのを見ていた。子どもにとっても、電車を見る定番の場所でもあった。

 そんな思いから、この破片の一部を残すという話があった。さて、どこへ運ばれたのか?


桜はまだかな?

2010-03-28 00:25:40 | 日記
 昨日は、久しぶりに晴れていました。透析へ行く途中、色々な花を見ながら歩いていきました。
 お馴染みのむらさきはなだいこん、中国戦線の悲惨な戦争を体験した一人の日本人が、中国から持ち帰ったタネから、全国に広がって行った花です。平和の気持ちが込められた花は、すっかり、日本に定着しました。この花を見るたびに、かつて、中国で日本軍による戦争があったことを思い起こしてもらいたいと思います。



 帰りには、桜の開花の様子を見ながら歩いていこうと思いました。
八王子駅に通じる道路沿いのしだれ桜の1本が、たくさんの花をつけていました。残りの木は、まだ開花に至っていないというのに。







 もう、お花見気分になれるスポットです。開花のフライングなんですが。この木の下には、北村西望の「将軍の孫」の彫刻があります。桜も、特攻隊のイメージではなく、平和の中で咲いて欲しい花です。
 来週は、吉祥寺に演劇を観に行く予定です。時間があったら、井の頭公園に行ってみようと思います。もう、どれくらい吉祥寺には行っていないのでしょうか。高校の時は、通学には、三鷹駅か吉祥寺駅を利用していました。井の頭公園には、桜の木がたくさんありますが、来週の月曜日には咲いているのかな。北村西望のアトリエが展示場になった施設が公園内にあります。長崎の原爆の像の原型も展示してあるかも知れません。かなり前に行ったので、記憶が定かではありません。

 浅川沿いの遊歩道を歩いてみました。浅川大橋沿いのソメイヨシノは、まだ、ちらほらと数輪が咲いている程度でした。夕方は、風が冷たく、今日も雨が降る予報です。しばらく、開花が遅れるかも知れません。





 河川敷の柳の大木は、緑の葉が既に出ていました。他の落葉樹は、まだ、冬木立の状態なのに。石川啄木の短歌が思い起こされました。柔らかい緑の葉も、見ていて清々しいものです。



 例の1番桜は、その日もたくさんの花をつけていました。通行人も、足を止めて、その姿に見入っています。携帯で撮影する人もいます。小さな桜の木の、1年に1回だけの注目を浴びる期間です。



 堤防沿いの桜の開花は、来週あたりになるのでしょうか。

何が起こったのかな?/絵本『フェドーラばあさんおおよわり (コルネイ・チュコフスキーの絵本)』

2010-03-27 00:34:00 | 絵本・児童文学
フェドーラばあさんおおよわり (コルネイ・チュコフスキーの絵本)
コルネイ・チュコフスキー
偕成社

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 絵本の出だしから、びっくりする展開だ。フェドーラばあさんの家から、スプーンからお皿まで、家の中にある道具が一斉に逃げ出してくる。フォークもフライパンも、最後は机まで。それをフェドーラばあさんと、飼い猫たちが必死に追いかける。一体何が起こったのだろう。

 理由は、フェドーラばあさんが、掃除を全くしなかったから。食器も洗わないし、磨かないし、部屋中汚れたままで、埃があちこちに積もっている。そんな状態の耐えられなくて、道具たちは逃げ出した。ゴキブリたちだけは、家に頑張っている。

 でも、逃げたまでは良かったんだが、結局、どこへ行ったらいいものやら。

 やがて、雨が降り出した。困った道具達。

 そこへ、すっかり困ったフェドーラばあさんが追いついた。今度は、素敵な表情で、道具達の前に現れた。そして、道具達みんなをきれいにするって。今度からは、部屋もきちんと掃除するって。

 家に帰った道具達、すっかり、ピカピカ、きれいになった。キレイになった道具で、おいしいお茶とピロシキを作りました。動物たちもやってきた。さあ、召し上がれ。

 ソビエトが崩壊した後も、ソ連時代のK.チャイコフスキーの作品は、出版され続けた。それだけ、みんなに愛された作品を書いた作家だった。

 音楽も、ソ連時代の作曲家の作品は今でも演奏される。彼らの苦悩を背景にしながら。ショスタコービチやプロコフィエフの作品が。

 ソ連崩壊前、労音によるショスタコービチのオラトリオ『森の歌』が地元で演奏された。オーケストラは日本フィル。この話は、いずれまたの機会に書きたいと思う。

劣悪施設には生活保護認めない 大阪市が貧困ビジネスに/気になるニュース

2010-03-27 00:08:49 | 格差社会・貧困化社会
劣悪施設には生活保護認めない 大阪市が貧困ビジネスに(共同通信) - goo ニュース

 現在、わが国で進行している貧困化を利用した「貧困ビジネス」が全国にはびこっている。ホームレスの人たちを、無料低額宿泊施設に住まわせ、生活保護を申請させ、受給された生活保護費の大部分を住居費や食費の名目で搾取し、本人には、月3万円ほどしか渡さない。こうしたビジネスで、億単位の利益を出している施設もあるという。一度入居すれば、飼殺し状態で、社会復帰などとても見込めない、弱者を食い物にしたビジネスが、堂々と全国的に展開されている。行政側も、自分たちで、ホームレスや生活困窮者のためのシェルターを作ることを負担と捉え、そうした施設の利用を勧めれいる所さえあるのが現状である。

 今回、やっと、行政が動き出したというニュースであった。今後、こうした「貧困ビジネス」を撲滅する行政の積極的な働きかけが求められる。現代の「タコ部屋」の存在を認めてはならないのである。

『大阪市は26日、野宿者らに生活保護を申請させ住居を提供していた同市浪速区の「無料低額宿泊所」が劣悪な住環境の不適切な施設だとして、今後はこの宿泊所の居住者に生活保護受給決定を行わないことを発表した。市は高額な住居や食事を提供し保護費を“ピンハネ”する「貧困ビジネス」の調査強化を打ち出しており、今回の対策はその一環。25日に施設を任意で立ち入り調査し、事業者に通告した。』

後期高齢者保険料、年6万3千円 4月から1300円増/気に障るニュース

2010-03-26 02:40:08 | 政治
後期高齢者保険料、年6万3千円 4月から1300円増(共同通信) - goo ニュース

 抜け穴だらけの労働者派遣法の改正にしろ、法人税を下げて消費税を上げようなどという民主党の方針にはあきれるばかりである。法人税に関しても、実際は、他の社会保障費に対する企業負担を含めた数字で、世界のレベルと比較すべきなのだが、数字のトリックで押し通そうとしている。

 マニュフェスト破りの象徴ともいうべきものが、後期高齢者医療制度の廃止の問題である。廃止を約束しながら、それを4年後に先伸ばしした時から、胡散臭さを感じていた。その間は、結局は、後期高齢者医療制度が存続することになるのだ。今回のニュースでは、保険料の負担増が伝えられた。政治の貧困。なお、政府は、後期高齢者医療制度を実施上65歳以上の高齢者に拡大するような動きを見せている。

 昨年の10月の障害者自立支援法にさよなら宣言をする日比谷野外音楽堂での集会では頼もしく見えた長妻大臣が、どんどんと後退しているようにしか最近は思えない。

『厚労省は25日、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度について、4月から2年間の保険料は、09年度に比べ全国平均で2・1%上昇し、1人当たりの年額では約1300円増の約6万3300円となるとの見通しを明らかにした。保険料は2年おきに改定され、都道府県単位の広域連合が決める。広島や福岡など5県の広域連合が正式決定していないが、厚労省は予定されている保険料を反映させて全国平均を算出した。』

落書き退治に新除去剤…岡大准教授ら米粉活用/気になるニュース

2010-03-26 02:31:18 | 環境問題
落書き退治に新除去剤…岡大准教授ら米粉活用(読売新聞) - goo ニュース

 街の中を歩くと、訳の分からない落書きが、所構わず描かれていることを見る機会が多い。シャッター街のシャッターに描かれたもの、壁に描かれたもの、橋の下に大きく描かれたものもある。
 描いている人間は、アートのつもりかもしれないが、汚いとしか思えない。何かの自己主張なのか。犯罪行為なんですよ。

 こうした落書きを落すのに、かなり苦労しているという。折角落しても、再びの落書きということも少なくないらしい。

 今回、この落書きを落す製品が開発されたというニュース。

 でも、落書きをする人間がいなくなるのがいちばんいいのだが。まあ、簡単に消されるようになれば、書く意欲も消えるかも知れない。

『歩道橋やガードレールなど道路施設へのスプレーによる落書きの除去に、食品にも使われている米粉と、工業用アルコールの一種の混合液が効果があることを、岡山大工学部の武藤明徳准教授(化学工学)らのグループが突き止めた。

 落書き除去剤は既製の製品もあるが、研究に協力した国土交通省中国地方整備局も「コストや安全性、作業時間が早いという点でも有効なのでは」とし、製品化に期待している。

 同整備局は、道路施設への落書きがなくならないことに困り、2007年に同大学と包括的連携・協力協定を結び、安価で手軽に使え、効果のある除去剤の開発を持ちかけた。これに応え、武藤准教授らは安全性や短時間で除去できるという面からも材料を検討。工業用溶剤としてよく使われ、においも強くない、アルコールのイソプロパノールに注目した。

 これに何らかの粒子を混ぜることで、施設の塗装面に吹き付けられたスプレーの溶解が進むと考え、小麦粉やアルミニウムなどの化合物など約10種類を試した。その結果、米粉とイソプロパノールを2対3の割合で混ぜた時に、最もよく消えることを突き止めた。

 さらに、米粉をイソプロパノールに混ぜることで粘り気が出ることから、垂直な面でも使いやすいという利点も判明した。

 研究グループと同整備局は、岡山市北区の交差点で、歩道橋や信号機の金属製の柱への落書き除去を実験。塗った後に、蒸発を防ぐためにラップを張って10分おき、ぬらしたペーパータオルで数回ふき取るだけで、元の塗装を傷めずに消すことができた。除去のメカニズムについては「 緻密 ( ちみつ ) に塗られた元の塗装には、除去剤が浸透せず、落書きだけを浮き上がらせているのでは」と推測している。

 武藤准教授は、この除去剤と、除去方法の特許を出願しており、企業に製品化をアピールする。同整備局の野津善英・品質調査課長は「道路の維持作業の合間に、手早く除去できそう」と期待。武藤准教授は「落書きの放置は防犯上も良くない。この除去剤で、きれいで安全なまちづくりに貢献したい」と話している。』

子どもの1割がサプリメント・健康食品摂取 帝京大調べ/気になるニュース

2010-03-26 02:30:04 | 病気
子どもの1割がサプリメント・健康食品摂取 帝京大調べ(朝日新聞) - goo ニュース

 健康食品は、相変わらずのブームである。特に、サプリメントは、効果が実証されたとは限らないものまで、連日のようにテレビでCMが流れている。

 薬品ではないものは、食品扱いなので、気を付けなくてはいけないことも多くある。本来は、食事からとるのが一番良いのであるが。

 今回のニュースは、サプリメントや健康食品接種が、子どもの世界にまでも拡大しているという報道であった。こうした「食品」の接種は、健康に良いどころか、悪影響を及ぼす場合があるということだ。

 子どもの身体を考えた場合、そうした食品はなるべく避け、バランスの良い食事を、規則正しく食べることが必要である。

『子どもの1割がサプリメントや健康食品を使っていることが、帝京大の斎藤百枝美(もえみ)准教授(医療薬学)らの調べでわかった。ビタミンCや葉酸をとっている1歳以下の乳幼児もいた。斎藤さんらは、子どもが過度にとると腎機能などに障害が出る恐れがあると、注意を呼びかけている。

 調査は2006~08年に、帝京大学病院(東京都板橋区)の小児科を発熱やせきなどで受診した0~16歳までの1198人の保護者らに聞いた。131人(10.9%)がサプリメントや健康食品を使っていると答えた。

 使ったことがあるサプリメント・健康食品で最も多かったのがビタミンCや葉酸などのビタミン類(60人)。次いでカルシウムや亜鉛、鉄入りビスケットなどのミネラル類(38人)、青汁などの植物成分(23人)と続いた。

 2種類以上使用している人も25人いた。カルシウム、ビタミンなど4種類のサプリメントを使っている男子(13)もいた。

 理由は「健康に良いから」(38人)、「栄養補給」(19人)、「成長に必要」(14人)などが多かった。

 斎藤さんは「代謝や排泄(はいせつ)が未発達の子どもが、大人と同じ量のサプリメントをとると腎機能や肝機能の障害が出る恐れがある。鉄分と特定の抗生剤を一緒にとると、抗生剤の吸収が阻害されたりもする。必要な栄養は食事でとるのが望ましい」という。』

昨日の日記/バイキングと雨の桜

2010-03-25 01:46:49 | 日記
 昨日は、雨の中、京王プラザホテル八王子のランチバイキングに出かける。
透析患者の会の食事会だ。主に、火木土の週3回透析を受けているグループ。患者会全体の食事会は別にある。今年度は、インフルエンザの影響で、年度末ぎりぎりの開催となった。透析中1日の日に行うことになっている。中2日だと、検査データが悪くなるから。

 内輪の食事会の雰囲気。家族も含めて20名の参加となった。乾杯の後、バイキングの開始。ちゃんと、リン吸着剤を持ってきた。日頃、透析クリニックでは、患者同士、顔を合わせても、たっぷりと話す時間がないので、こうした催しは、交流という面で意味のあることだ。

 バイキングなので、自己責任で食事をとる。

 食べました。お腹いっぱいになりましたが、デザートは別腹とうそぶきながら、これも食べました。ただし、カリウムを大量にとることは、透析患者には心停止の危険がある行為なので、特に自制が必要だ。でも、写真のごとく。ソフトクリームまで。今回は、カリウム吸着剤のカリメートを服用。

 たくさん食べた時は、夕食を軽めにしています。





 帰りに、いつもの早咲きの桜1号のそばを通って行きました。先日の春の嵐で、花弁が散ってしまったかなと心配していましたが、写真のように、大丈夫でした。ただし、冷たい雨に花弁が当たって、少し重みに耐えていました。