フェドーラばあさんおおよわり (コルネイ・チュコフスキーの絵本)コルネイ・チュコフスキー偕成社このアイテムの詳細を見る |
絵本の出だしから、びっくりする展開だ。フェドーラばあさんの家から、スプーンからお皿まで、家の中にある道具が一斉に逃げ出してくる。フォークもフライパンも、最後は机まで。それをフェドーラばあさんと、飼い猫たちが必死に追いかける。一体何が起こったのだろう。
理由は、フェドーラばあさんが、掃除を全くしなかったから。食器も洗わないし、磨かないし、部屋中汚れたままで、埃があちこちに積もっている。そんな状態の耐えられなくて、道具たちは逃げ出した。ゴキブリたちだけは、家に頑張っている。
でも、逃げたまでは良かったんだが、結局、どこへ行ったらいいものやら。
やがて、雨が降り出した。困った道具達。
そこへ、すっかり困ったフェドーラばあさんが追いついた。今度は、素敵な表情で、道具達の前に現れた。そして、道具達みんなをきれいにするって。今度からは、部屋もきちんと掃除するって。
家に帰った道具達、すっかり、ピカピカ、きれいになった。キレイになった道具で、おいしいお茶とピロシキを作りました。動物たちもやってきた。さあ、召し上がれ。
ソビエトが崩壊した後も、ソ連時代のK.チャイコフスキーの作品は、出版され続けた。それだけ、みんなに愛された作品を書いた作家だった。
音楽も、ソ連時代の作曲家の作品は今でも演奏される。彼らの苦悩を背景にしながら。ショスタコービチやプロコフィエフの作品が。
ソ連崩壊前、労音によるショスタコービチのオラトリオ『森の歌』が地元で演奏された。オーケストラは日本フィル。この話は、いずれまたの機会に書きたいと思う。
劣悪施設には生活保護認めない 大阪市が貧困ビジネスに(共同通信) - goo ニュース
現在、わが国で進行している貧困化を利用した「貧困ビジネス」が全国にはびこっている。ホームレスの人たちを、無料低額宿泊施設に住まわせ、生活保護を申請させ、受給された生活保護費の大部分を住居費や食費の名目で搾取し、本人には、月3万円ほどしか渡さない。こうしたビジネスで、億単位の利益を出している施設もあるという。一度入居すれば、飼殺し状態で、社会復帰などとても見込めない、弱者を食い物にしたビジネスが、堂々と全国的に展開されている。行政側も、自分たちで、ホームレスや生活困窮者のためのシェルターを作ることを負担と捉え、そうした施設の利用を勧めれいる所さえあるのが現状である。
今回、やっと、行政が動き出したというニュースであった。今後、こうした「貧困ビジネス」を撲滅する行政の積極的な働きかけが求められる。現代の「タコ部屋」の存在を認めてはならないのである。
『大阪市は26日、野宿者らに生活保護を申請させ住居を提供していた同市浪速区の「無料低額宿泊所」が劣悪な住環境の不適切な施設だとして、今後はこの宿泊所の居住者に生活保護受給決定を行わないことを発表した。市は高額な住居や食事を提供し保護費を“ピンハネ”する「貧困ビジネス」の調査強化を打ち出しており、今回の対策はその一環。25日に施設を任意で立ち入り調査し、事業者に通告した。』
現在、わが国で進行している貧困化を利用した「貧困ビジネス」が全国にはびこっている。ホームレスの人たちを、無料低額宿泊施設に住まわせ、生活保護を申請させ、受給された生活保護費の大部分を住居費や食費の名目で搾取し、本人には、月3万円ほどしか渡さない。こうしたビジネスで、億単位の利益を出している施設もあるという。一度入居すれば、飼殺し状態で、社会復帰などとても見込めない、弱者を食い物にしたビジネスが、堂々と全国的に展開されている。行政側も、自分たちで、ホームレスや生活困窮者のためのシェルターを作ることを負担と捉え、そうした施設の利用を勧めれいる所さえあるのが現状である。
今回、やっと、行政が動き出したというニュースであった。今後、こうした「貧困ビジネス」を撲滅する行政の積極的な働きかけが求められる。現代の「タコ部屋」の存在を認めてはならないのである。
『大阪市は26日、野宿者らに生活保護を申請させ住居を提供していた同市浪速区の「無料低額宿泊所」が劣悪な住環境の不適切な施設だとして、今後はこの宿泊所の居住者に生活保護受給決定を行わないことを発表した。市は高額な住居や食事を提供し保護費を“ピンハネ”する「貧困ビジネス」の調査強化を打ち出しており、今回の対策はその一環。25日に施設を任意で立ち入り調査し、事業者に通告した。』