トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

blogramランキング参加中

blogram投票ボタン

昨日の日記/バイキングと雨の桜

2010-03-25 01:46:49 | 日記
 昨日は、雨の中、京王プラザホテル八王子のランチバイキングに出かける。
透析患者の会の食事会だ。主に、火木土の週3回透析を受けているグループ。患者会全体の食事会は別にある。今年度は、インフルエンザの影響で、年度末ぎりぎりの開催となった。透析中1日の日に行うことになっている。中2日だと、検査データが悪くなるから。

 内輪の食事会の雰囲気。家族も含めて20名の参加となった。乾杯の後、バイキングの開始。ちゃんと、リン吸着剤を持ってきた。日頃、透析クリニックでは、患者同士、顔を合わせても、たっぷりと話す時間がないので、こうした催しは、交流という面で意味のあることだ。

 バイキングなので、自己責任で食事をとる。

 食べました。お腹いっぱいになりましたが、デザートは別腹とうそぶきながら、これも食べました。ただし、カリウムを大量にとることは、透析患者には心停止の危険がある行為なので、特に自制が必要だ。でも、写真のごとく。ソフトクリームまで。今回は、カリウム吸着剤のカリメートを服用。

 たくさん食べた時は、夕食を軽めにしています。





 帰りに、いつもの早咲きの桜1号のそばを通って行きました。先日の春の嵐で、花弁が散ってしまったかなと心配していましたが、写真のように、大丈夫でした。ただし、冷たい雨に花弁が当たって、少し重みに耐えていました。




読書バリアフリー法、年内成立求め集会/気になるニュース

2010-03-25 01:12:34 | 読書
読書バリアフリー法、年内成立求め集会(読売新聞) - goo ニュース

 一般に、読書人口が減っているようです。その反面、情報を得るために、読書という手段が、障害者や高齢者に対しても、保障されることが大切だと思います。
 読書バイアフリー法が成立してほしいなと、このニュースを読んでいて思いました。

『障害者や高齢者が読書に親しめる環境づくりを盛り込んだ「読書バリアフリー法」の制定を目指す集会が24日、国会内で開かれ、国民読書年にあたる今年中の成立を求めることを決めた。

 集会は、超党派の活字文化議連(会長・山岡賢次民主党国会対策委員長)や文字・活字文化推進機構(肥田美代子理事長)などが主催し、民主、共産両党の国会議員13人や障害者団体関係者が参加した。

 同法には、音訳された図書や点字図書、電子データ化された図書の整備や販売に努めるよう図書館や出版社に求める規定を盛り込む考えだ。

 学校の教科書に関しては、出版社に検定教科書の電子データの提供を義務付け、文字の大きな教科書を発行するよう努めることを求めた「教科書バリアフリー法」がすでに成立している。』

 一つ、付けくわえてほしいことがあります。それは、日本語の図書を、日本手話に翻訳したものを、図書館に常備してもらいたいということです。

 ろう者の母語としての日本手話は、日本語とは独立した、独自の文法を持った言語です。日本語を、機械的に手話の語彙に置き換えた日本語対応手話は、ろう者の言語ではありません。日本手話は、話し言葉で、書き言葉は存在しません。
 我々聴者が、外国文学や、日本の古典文学を翻訳で読むように、日本語で書かれた本を、日本手話に翻訳して、DVDなどの記録媒体に録画する方法をとることが、現代の日本では可能だと思われます。ろう者には、活字になった日本語を読みこなすことが困難な人も少なくありません。図書館に、日本手話に翻訳された様々な分野のDVDが置かれていれば、情報保障にも有効です。

 視覚障害者には、点字図書の提供や、音読サービスがあるのですから、ろう者にも、日本手話のDVDが利用できることを希望するものです。