オートバイの修理は無事終わった。自宅に戻りシートバックの取付ベルトをつけたまま施錠してシートをかぶせる。これで明日はちょっとは早く走り始められるはずだ。修理の顛末をブログに書いていたら午後11:30。あわてて電気を消して布団に潜り込む。
遠足前のわくわくした気持ち、この気持ちに「カミさんと娘を置いて自分だけ遊びにでる」というほろ苦さが加わる。大人の遠足の前日はちょっと複雑である。
当日朝6:00起床。シャワーを浴びて朝食の準備。通勤時間より15分ほど速いペースで朝の支度をする。7:00のニュースを見ながら朝食。集合は8:30に常磐道守谷SAである。7:30に自宅を出発して1時間もあれば守谷まで着くだろう……と、比較的ラフな計算をしてスケジュールを立案したのだが、ふと不安が心をよぎる。『守谷って茨城県だよね。ホントに1時間で大丈夫?』自分で考えて出発時間を決めたにもかかわらず、一度気にかかると本当に心配になってきた。そそくさと朝食を片付け装備品を確認、ヘルメットを持って表に出る。7:35出発。いつもの通勤路を通って国道に出る。今日はここでICへ。700円を払って首都高にあがる。なんとなく速めのスピードを維持し、途中からすり抜けも行い、結局のところ8:10に守谷SA到着。35分で到着とは多少急ぎすぎだが事故なく到着したことにホッとする。
5分程度のウェイティングでW650のN君到着。昨年アクアラインツーリングにも一緒に行った仲間だ。さらに10分が過ぎ、そろそろ集合時間になる。
今日はSR400に乗る新人M君が初参加予定。多少遅れても構わないから事故がないようにとの伝言を昨日入れてある。……ほどなく携帯に着信。高速にあがる前に道を間違えて迂回したらしく20分前後遅れるとのこと。
新人の遅れは想定範囲内の事項だ。そのまま次の谷田部東PAで集合する仲間に連絡を入れておく。20分が過ぎ無事にSR400・M君が到着。僕が9:06に給油をして早々に守谷SAを後にする。時刻を明記していないがそれから20分程度だったろうか? 3台無事に谷田部東PAに到着。無事、マジェスティ250(以下、マジェ)に乗るY君と合流する。高速道路内でのSR400の走行ルート、追い越しのタイミングなどの注意をし、今度は4台同時に出発。早めの休憩を意図し美野里PAまで走ることとする。新人とはいえM君は一人で宇都宮や山梨まで行った経験を持つ。走行自体は何ら問題なく20分程度で美野里PAに到着。その走行状況から途中休憩なしに日立南太田ICまで走ることとする。
10:33日立南太田IC到着、料金を支払いR6へ降りてすぐ、R293との交差点にあるGSでW650とSR400が給油。その後R293~R349へと右折。R349右折直後長い渋滞に出くわし道路左端をすり抜ける。渋滞の原因は車4台が絡む追突事故だった。この渋滞を抜け、その後R349は順調に流れる。11:26道の駅里美に休憩。その後のルーティングの確認をする。マジェ乗りのY君がバケツで冷やしている一夜漬けのきゅうりを発見。串に刺してあって1本100円。冷たくて塩加減が絶妙でうまい。そろそろみんな腹が減ったらしく昼食をどこでとろうかという談義になるが「観光地に食堂がないわけがない」ということで、とりあえず袋田の滝に行こうということになる。
道の駅里美を出発しR349よりR461へ左折、そのまま道なりに進む。右手の高校を過ぎると道幅はどんどん狭くなり小さな峠を超える山道になる。舗装はされているが車がすれ違えるほどの幅はない。『間違ったかな?』と心配になったが目の前に乗用車が1台走っていることでもあり、見極めるまでそのまま進むこととする。後ろの3台も特に問題なく着いてくる。ほどなく県道33号との分岐にさしかかり道が間違っていなかったことが解る。道はそのまま北側(右側)に曲折、小さな集落の中を走る道になる。この集落を走る道が非常に趣き深くて良かった。個人的には自分の実家~東北の田舎付近を走っているような気になった。
十字路でR461は道なりに左折。「袋田の滝○○km」という看板に添って進む。さらに交差点を左折して前進すると行く手の観光地らしい場所が見えてきた。
インターネットで下調べをしてきたのだが、道の近くに誘導員が立って駐車場に招き入れようとするのは、じつは自前の有料駐車場。町営の無料駐車場はもっと滝から遠いところにあるらしい。しかしその無料駐車場を見つけられずに近くに来てしまったこと、この先は有料駐車場、もしくは食堂・土産物屋専用の無料駐車場しかなさそうに思えたので広めの路肩にオートバイを駐車する。(既に先行して駐車していたオートバイ12~3台)結果、12:06に袋田の滝に到着である。
滝に向かって土産物屋を散策しながら歩く。腹は減っていたが観光地値段の食べ物を見ると天の邪鬼的に買い物をしたくなくなるのは僕の昔からの癖だ。だって鮎の塩焼きが1本400円もするんだもの。(普通か?)
滝を見る展望台の料金300円を支払ってトンネルを歩く。数分で展望台にたどりつく。思ったより大きな滝だ。上から確かに四段で水が流れている。またこの滝は四季それぞれの風情を味わうという意味からも「四度の滝」と呼ばれているようだ。真冬の、滝が氷結した写真がトンネル内に飾ってあったが、また圧巻なのかもしれない。(オートバイでは来ることができないかもしれないけど)
滝を鑑賞した後は、土産物屋を物色。自分では買わなかったが、刺身こんにゃくがうまかった。その場で食事をすると値段が高そうだったので、R118を北上し、道の駅奥久慈だいごへ。このあたり(奥久慈)は、しゃもも有名とのことで、しゃも揚げうどんを注文する。満足。また、ここは2階に温泉が併設されている。入湯料500円を支払って温泉につかる。3時間近く走り、滝までの往復を歩き、食事が終わって入浴すると、体を動かすのがおっくうになる。2~30分ほど2F屋外のテラスでくつろぎ、帰りのルートの検討をする。
R461を西進し東北道方面に抜けようかという案もあったが、最小排気量車マジェのY君の自宅から遠くなりハンディが大きいということから、このままR118を南下、久慈川沿いの渓流を楽しんで戻ろうということになる。
行き工程のほどよい疲れ、昼食摂取、入浴後、天気はぽかぽかと暖かく、車の流れも穏やか。……こんな条件が揃って眠くならないわけがない。ボーッとR118を南下していたが途中でたまらなくなり常磐道へ戻る道を選択する。メンバー全員が「いや、眠かった」だの「ぼーっとして運転してました」だの、口々に語っていたので、高速道に戻るという選択は間違っていなかったようだ。少なくとも僕は高速道でシャキッとした運転に戻った。
……ということで、15:49常磐道・那珂ICより帰路につく。途中、往路と同じ美野里PAで休憩。谷田部東で合流したマジェのY君とはここで流れ解散とする。
谷田部ICでハザードランプをつけたマジェと別れ、残り3台は朝の集合地守谷SAへ向かう。今回初めてツーリングに参加したSR400のM君だが、高速道路での車線変更コンビネーションにも慣れてきたようだ。
数台で併走しつつ前方に遅めの車を見つけたら、右側に車線変更をすることを前提として、まず最後尾が右車線に入り、その後ろの車をガードする。すかさず最前列、次列のオートバイが車線変更をし、最左車線の車を追い越す。最前列は、次列のオートバイが車線変更できる余裕の空間を確保し、左の車線に戻る。次列・最後尾は、それぞれ追い越した車の直前にでないよう、車間距離を適宜確保して左車線に戻る。
言葉にするとまどろっこしいが、各人がお互いの走り方を確認し、このコンビネーション走行がスムーズに決まると、本当に気持ち良い。
マスツーリングの醍醐味はこのコンビネーション走行にあると言っても過言ではないように思える。
17:25守谷SAに到着。最後の休憩と三郷料金所以降の帰宅ルートを確認する。ツーリングは無地自宅に帰り着いて完了。解散後の安全運転も注意事項のひとつだ。
僕はこのまま首都高を乗り継いで最寄りのICへ。他の二人は三郷で一般道に降りてそれぞれ自宅へ向かうとのこと。挨拶を済ませ走り出す。料金所を過ぎると先が渋滞していた。首都高へはいる僕が一足先に渋滞をすり抜けて消える。
18:06自宅に到着。所要時間11時間弱。走行距離360.6km。総費用11,529円の袋田の滝ツーリング、無事終了である。
その後携帯のメールに、Y君が17:29、N君が18:58、無事帰宅した旨の連絡が届いていた。もちろんM君も月曜日には元気に出社した。
寒くなるまではもう少しツーリングシーズンが続く。年内もう1回くらいはツーリングに出かけたいと思っている。(10/17完了。upのみ会社より)
遠足前のわくわくした気持ち、この気持ちに「カミさんと娘を置いて自分だけ遊びにでる」というほろ苦さが加わる。大人の遠足の前日はちょっと複雑である。
当日朝6:00起床。シャワーを浴びて朝食の準備。通勤時間より15分ほど速いペースで朝の支度をする。7:00のニュースを見ながら朝食。集合は8:30に常磐道守谷SAである。7:30に自宅を出発して1時間もあれば守谷まで着くだろう……と、比較的ラフな計算をしてスケジュールを立案したのだが、ふと不安が心をよぎる。『守谷って茨城県だよね。ホントに1時間で大丈夫?』自分で考えて出発時間を決めたにもかかわらず、一度気にかかると本当に心配になってきた。そそくさと朝食を片付け装備品を確認、ヘルメットを持って表に出る。7:35出発。いつもの通勤路を通って国道に出る。今日はここでICへ。700円を払って首都高にあがる。なんとなく速めのスピードを維持し、途中からすり抜けも行い、結局のところ8:10に守谷SA到着。35分で到着とは多少急ぎすぎだが事故なく到着したことにホッとする。
5分程度のウェイティングでW650のN君到着。昨年アクアラインツーリングにも一緒に行った仲間だ。さらに10分が過ぎ、そろそろ集合時間になる。
今日はSR400に乗る新人M君が初参加予定。多少遅れても構わないから事故がないようにとの伝言を昨日入れてある。……ほどなく携帯に着信。高速にあがる前に道を間違えて迂回したらしく20分前後遅れるとのこと。
新人の遅れは想定範囲内の事項だ。そのまま次の谷田部東PAで集合する仲間に連絡を入れておく。20分が過ぎ無事にSR400・M君が到着。僕が9:06に給油をして早々に守谷SAを後にする。時刻を明記していないがそれから20分程度だったろうか? 3台無事に谷田部東PAに到着。無事、マジェスティ250(以下、マジェ)に乗るY君と合流する。高速道路内でのSR400の走行ルート、追い越しのタイミングなどの注意をし、今度は4台同時に出発。早めの休憩を意図し美野里PAまで走ることとする。新人とはいえM君は一人で宇都宮や山梨まで行った経験を持つ。走行自体は何ら問題なく20分程度で美野里PAに到着。その走行状況から途中休憩なしに日立南太田ICまで走ることとする。
10:33日立南太田IC到着、料金を支払いR6へ降りてすぐ、R293との交差点にあるGSでW650とSR400が給油。その後R293~R349へと右折。R349右折直後長い渋滞に出くわし道路左端をすり抜ける。渋滞の原因は車4台が絡む追突事故だった。この渋滞を抜け、その後R349は順調に流れる。11:26道の駅里美に休憩。その後のルーティングの確認をする。マジェ乗りのY君がバケツで冷やしている一夜漬けのきゅうりを発見。串に刺してあって1本100円。冷たくて塩加減が絶妙でうまい。そろそろみんな腹が減ったらしく昼食をどこでとろうかという談義になるが「観光地に食堂がないわけがない」ということで、とりあえず袋田の滝に行こうということになる。
道の駅里美を出発しR349よりR461へ左折、そのまま道なりに進む。右手の高校を過ぎると道幅はどんどん狭くなり小さな峠を超える山道になる。舗装はされているが車がすれ違えるほどの幅はない。『間違ったかな?』と心配になったが目の前に乗用車が1台走っていることでもあり、見極めるまでそのまま進むこととする。後ろの3台も特に問題なく着いてくる。ほどなく県道33号との分岐にさしかかり道が間違っていなかったことが解る。道はそのまま北側(右側)に曲折、小さな集落の中を走る道になる。この集落を走る道が非常に趣き深くて良かった。個人的には自分の実家~東北の田舎付近を走っているような気になった。
十字路でR461は道なりに左折。「袋田の滝○○km」という看板に添って進む。さらに交差点を左折して前進すると行く手の観光地らしい場所が見えてきた。
インターネットで下調べをしてきたのだが、道の近くに誘導員が立って駐車場に招き入れようとするのは、じつは自前の有料駐車場。町営の無料駐車場はもっと滝から遠いところにあるらしい。しかしその無料駐車場を見つけられずに近くに来てしまったこと、この先は有料駐車場、もしくは食堂・土産物屋専用の無料駐車場しかなさそうに思えたので広めの路肩にオートバイを駐車する。(既に先行して駐車していたオートバイ12~3台)結果、12:06に袋田の滝に到着である。
滝に向かって土産物屋を散策しながら歩く。腹は減っていたが観光地値段の食べ物を見ると天の邪鬼的に買い物をしたくなくなるのは僕の昔からの癖だ。だって鮎の塩焼きが1本400円もするんだもの。(普通か?)
滝を見る展望台の料金300円を支払ってトンネルを歩く。数分で展望台にたどりつく。思ったより大きな滝だ。上から確かに四段で水が流れている。またこの滝は四季それぞれの風情を味わうという意味からも「四度の滝」と呼ばれているようだ。真冬の、滝が氷結した写真がトンネル内に飾ってあったが、また圧巻なのかもしれない。(オートバイでは来ることができないかもしれないけど)
滝を鑑賞した後は、土産物屋を物色。自分では買わなかったが、刺身こんにゃくがうまかった。その場で食事をすると値段が高そうだったので、R118を北上し、道の駅奥久慈だいごへ。このあたり(奥久慈)は、しゃもも有名とのことで、しゃも揚げうどんを注文する。満足。また、ここは2階に温泉が併設されている。入湯料500円を支払って温泉につかる。3時間近く走り、滝までの往復を歩き、食事が終わって入浴すると、体を動かすのがおっくうになる。2~30分ほど2F屋外のテラスでくつろぎ、帰りのルートの検討をする。
R461を西進し東北道方面に抜けようかという案もあったが、最小排気量車マジェのY君の自宅から遠くなりハンディが大きいということから、このままR118を南下、久慈川沿いの渓流を楽しんで戻ろうということになる。
行き工程のほどよい疲れ、昼食摂取、入浴後、天気はぽかぽかと暖かく、車の流れも穏やか。……こんな条件が揃って眠くならないわけがない。ボーッとR118を南下していたが途中でたまらなくなり常磐道へ戻る道を選択する。メンバー全員が「いや、眠かった」だの「ぼーっとして運転してました」だの、口々に語っていたので、高速道に戻るという選択は間違っていなかったようだ。少なくとも僕は高速道でシャキッとした運転に戻った。
……ということで、15:49常磐道・那珂ICより帰路につく。途中、往路と同じ美野里PAで休憩。谷田部東で合流したマジェのY君とはここで流れ解散とする。
谷田部ICでハザードランプをつけたマジェと別れ、残り3台は朝の集合地守谷SAへ向かう。今回初めてツーリングに参加したSR400のM君だが、高速道路での車線変更コンビネーションにも慣れてきたようだ。
数台で併走しつつ前方に遅めの車を見つけたら、右側に車線変更をすることを前提として、まず最後尾が右車線に入り、その後ろの車をガードする。すかさず最前列、次列のオートバイが車線変更をし、最左車線の車を追い越す。最前列は、次列のオートバイが車線変更できる余裕の空間を確保し、左の車線に戻る。次列・最後尾は、それぞれ追い越した車の直前にでないよう、車間距離を適宜確保して左車線に戻る。
言葉にするとまどろっこしいが、各人がお互いの走り方を確認し、このコンビネーション走行がスムーズに決まると、本当に気持ち良い。
マスツーリングの醍醐味はこのコンビネーション走行にあると言っても過言ではないように思える。
17:25守谷SAに到着。最後の休憩と三郷料金所以降の帰宅ルートを確認する。ツーリングは無地自宅に帰り着いて完了。解散後の安全運転も注意事項のひとつだ。
僕はこのまま首都高を乗り継いで最寄りのICへ。他の二人は三郷で一般道に降りてそれぞれ自宅へ向かうとのこと。挨拶を済ませ走り出す。料金所を過ぎると先が渋滞していた。首都高へはいる僕が一足先に渋滞をすり抜けて消える。
18:06自宅に到着。所要時間11時間弱。走行距離360.6km。総費用11,529円の袋田の滝ツーリング、無事終了である。
その後携帯のメールに、Y君が17:29、N君が18:58、無事帰宅した旨の連絡が届いていた。もちろんM君も月曜日には元気に出社した。
寒くなるまではもう少しツーリングシーズンが続く。年内もう1回くらいはツーリングに出かけたいと思っている。(10/17完了。upのみ会社より)