指の手術で切除すべきでない腱鞘を切除され後遺症が残ったなどとして、市原市内の女性が25日までに同市内の「市原整形外科」を相手取り、慰謝料など総額約1680万円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こした。
訴状によると、2013年6月、右手親指の付け根に痛みを覚えた女性は同院でばね指と診断され、腱鞘切開手術を受けた。女性は手術で切除すべきでない腱鞘を切除され、患部が腫れ上がり、痛みも収まらなかった。翌月の再手術後も症状は回復せず、右手親指には関節の可動域が狭くなる後遺症が残った。また、手術前には再手術や後遺症のリスクについて同院からの説明はなかったとしている。
ばね指は手の指に起こる腱鞘炎の一種で、痛みや腫れなどが生じ、指が動かなくなることもあるという。
原告側は「切除すべきと判断し、その事前説明も怠った過失がある」などと主張している。
同院は「コメントはない」と話した。
2017年7月26日05:00 千葉日報
訴状によると、2013年6月、右手親指の付け根に痛みを覚えた女性は同院でばね指と診断され、腱鞘切開手術を受けた。女性は手術で切除すべきでない腱鞘を切除され、患部が腫れ上がり、痛みも収まらなかった。翌月の再手術後も症状は回復せず、右手親指には関節の可動域が狭くなる後遺症が残った。また、手術前には再手術や後遺症のリスクについて同院からの説明はなかったとしている。
ばね指は手の指に起こる腱鞘炎の一種で、痛みや腫れなどが生じ、指が動かなくなることもあるという。
原告側は「切除すべきと判断し、その事前説明も怠った過失がある」などと主張している。
同院は「コメントはない」と話した。
2017年7月26日05:00 千葉日報