医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

スカートの中をスマホで盗撮 岐阜地検の検察事務官(55)に停職6か月の懲戒処分 本人申し出で退職 罰金70万円で略式命令

2023-04-30 19:19:41 | 法曹界
岐阜市内の飲食店で女性従業員のスカートの中を盗撮した疑いで逮捕、送検された岐阜地方検察庁の職員の男が停職6か月の懲戒処分を受けました。職員は28日付けで退職しました。

処分を受けたのは、岐阜地方検察庁の55歳の検察事務官の男です。

処分を発表した岐阜地検によりますと、この事務官は去年12月から今年4月までの4回にわたり岐阜市内の飲食店2か所などで、女性従業員のスカートの中をスマートフォンのカメラを使って動画を盗撮し、岐阜県迷惑行為防止条例違反の容疑で逮捕、送検されました。

事務官は、28日、岐阜地検から停職6か月の懲戒処分を受け、岐阜簡易裁判所からは罰金70万円の略式命令がくだされました。

本人の申し出により、事務官は28日付けで退職しました。

岐阜地検の清水博之次席検事は「法律を守るべき立場の者が、このような罪を犯し、誠に遺憾である」とコメントしました。

2023年4月28日 CBCテレビ

慶大アメフト部 飲酒で20歳未満含む部員24人退部 当面活動停止

2023-04-27 20:15:55 | 慶応大学
慶応大アメリカンフットボール部は、関西遠征の帰りに飲酒をしたとして、20歳未満の5人を含む24人の部員を退部とし、当面の間、活動を停止することを明らかにしました。

部の発表によりますと、今月16日に行った関西遠征の帰りに各自で夕食をとった際、部員24人が飲酒をし、このうち5人が20歳未満だったということです。

飲酒を強要するなどの行為はなかったということですが、部活動中の飲酒を禁じた部の規則に違反したとして飲酒した24人全員を退部とし、同席した2人も謹慎処分としました。

そのうえで部としての活動を当面の間、停止することを明らかにしました。

関東学生アメリカンフットボール連盟によりますと、慶応大アメリカンフットボール部には昨年度およそ100人の選手が所属していて、今回の退部者はその4分の1ほどの規模になります。

これを受けて今月29日に東京 駒沢陸上競技場で行われる予定だった春季オープン戦、早慶戦は中止が決まりました。

慶応大の体育会は「今回の件を厳粛に受け止め、再発防止に全力で努めてまいります。関係する方々に多大なご迷惑をお掛けし心からおわび申し上げます」としています。

慶応大アメリカンフットボール部は、1935年創部の伝統あるチームで、関東学生リーグ1部の上位8チームで戦う「TOP8」に所属しています。

2023年4月26日 NHK

“患者に虐待”の滝山病院 東京都が病院側に対し初めて「改善命令」 当初虐待について「寝耳に水」と話していた院長は…

2023-04-26 19:24:12 | 医療界
入院患者に対し暴行した疑いで複数の看護師が逮捕された東京・八王子にある精神科病院「滝山病院」。東京都は25日、病院側に対して初めて虐待の再発防止などを求める改善命令を出しました。当初「虐待は寝耳に水」と話していた病院の院長は…。

■滝山病院に都が改善命令「虐待を上司に報告せず」

東京・八王子市にある滝山病院。これまでに複数の看護師が患者に暴行した疑いで警視庁に逮捕されています。

虐待の様子
職員「(叩く音)喋るなって言ってんだろ」
患者「怖い。怖い、痛い」
職員「黙ってろ、メシ来るまで」

職員「(叩く音)なに?『おい』ってなんだよ、『おい』って。『すみません』だよな。口の利き方に気をつけろよ」

こうした中、東京都は25日、病院側に対し虐待の再発防止などを求める改善命令を出しました。医療法に基づき、都が病院側に改善命令を出すのは初めてです。

東京都はこれまで、病院への立ち入り検査を4回実施。また、病院の全職員を対象としたアンケートも行い、職員の6割ほどが答えたということです。その回答の中には…

アンケートの回答(複数回答)
「虐待をみた」
「虐待を把握したけれど、上司に伝えなかった」

■“虐待”2件を認定 院長「寝耳に水」⇒「大変反省」

今回の改善命令では、具体的に…
・第三者を交えた虐待防止委員会の設置、
・虐待防止マニュアルの整備、
・全職員に虐待などの防止研修を行う、
などといった改善計画を、2週間以内に提出するよう病院に求めています。

東京都は今回、2件の虐待があったと認定。

滝山病院の院長は当初、都の聞き取りに対し「虐待は寝耳に水。全く把握していなかった」と話していたということですが、現在は「大変反省している。改善に取り組んでいきたい」などと述べているということです。

2023年4月26日 TBS NEWS DIG

植松死刑囚の再審請求棄却 弁護人が即時抗告 相模原殺傷 横浜地裁

2023-04-25 19:36:13 | 帝京大学
 2016年に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件で、殺人罪などで死刑が確定した植松聖(さとし)死刑囚(33)が求めた再審請求について、横浜地裁が棄却する決定を出したことが24日、植松死刑囚の弁護人への取材で判明した。18日付。弁護人は24日、棄却の決定を不服として即時抗告した。

 弁護人によると、植松死刑囚は22年4月、「外部の人と面会したい」などとして自ら再審を請求。地裁は棄却の理由について、「独自の見解であって、再審の理由に当たらない」としている。弁護人が今月21日に植松死刑囚に面会して請求棄却を伝えると「あり得ない。失望した」などと不満を示したという。

 弁護人によると、植松死刑囚は当初、請求の理由について「(現在は制限されている)外部の人との面会ができるようになると思った。再審で新たに主張したいことはない」などと説明していた。しかしその後は「1審の裁判は責任能力の問題に縛られて、(障害者に対する)自分の考えについて受け止めてもらえなかった。事件後も社会は変わっていない。死刑になることは怖くないが、裁判をやり直して改めて(持論を)主張したい」などと話しているという。

 事件を巡っては、横浜地裁が20年3月、植松被告(当時)に死刑判決を言い渡した。弁護人は判決を不服として控訴したものの、被告が控訴期限前に自ら取り下げて判決が確定した。

 確定判決によると、16年7月26日未明、津久井やまゆり園に侵入し、包丁などで10~70代の利用者だった男性9人、女性10人の首や胸を刺して殺害。職員も含めた26人に重軽傷を負わせた。【園部仁史】

2023年4月24日 毎日新聞

船橋整形外科病院 関節鏡視下関節受動術  判決

2023-04-21 21:42:29 | 傍聴記
左肩関節治療のための手術を受けたところ肘や指に痛みや麻痺の後遺症が残存したのは治療に問題があったとして被告病院を訴えていた裁判の判決の言い渡しがありました。

被告の船橋整形外科病院は、原告の患者さんに金64万円を支払えとの言い渡しです。

認容判決なのですが低額ですね。 医療に過失があったのならある程度の賠償金が出されて然るべき裁判だと思いました。


原告代理人
藤田裕弁護士(ウェール法律事務所)工藤杏平弁護士(東京グリーン法律事務所)

被告代理人
加島康宏弁護士(加島康宏法律事務所)