医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

顧客の遺産をずさん管理 大阪の弁護士に業務停止3カ月

2011-04-26 23:31:34 | 法曹界
 顧客の遺産を適切に管理せず事務所職員に流用されたとして、大阪弁護士会は26日、同会所属の岸田功弁護士(72)を業務停止3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は25日付。

 弁護士会によると、岸田弁護士は、保管義務などに反し遺産を適切に管理せず、平成18年2~10月、約1億3800万円のうち約9950万円を自らの事務所職員に経費などに流用された。岸田弁護士は流用について「自分に責任はなく、職員がやった」などと釈明。流用額に800万円上乗せして返還することに合意し、現在、返済中という。

2011年4月26日 18時44分 産経ニュース

「ケツ出すより下品な大阪弁護士会」…橋下知事発言めぐる懲戒請求退ける

2011-04-26 23:28:00 | 法曹界
 弁護士の橋下徹大阪府知事の発言をめぐり、京都市内の男性(56)が橋下氏の懲戒請求を申し立てた問題で、大阪弁護士会綱紀委員会が「上品ではない言葉が認められるが、品位を失う非行とはいえない」として請求を退ける議決をしたことが26日、分かった。

 橋下氏は昨年9月、大阪弁護士会から業務停止2カ月の懲戒処分を受けた際、処分内容が事前報道されたことについて「道頓堀でケツを出すより下品」などと弁護士会を批判。男性はこの発言などについて、「弁護士懲戒制度を否定している」として処分を求めていた。

 男性によると、同弁護士会綱紀委員会は、橋下氏の発言について「上品ではない言葉や感情的な調子が認められる」としながら、「処分内容が漏洩(ろうえい)するというあってはならない事態に直面したコメントとして理解できる」と判断。非行には当たらないと結論づけた。

2011年4月26日 13時14分 産経ニュース


 記事からすると、大阪弁護士会と橋下弁護士には、市民は法律的サービスを期待するのはムズカシイでしょう。

区検が誤って略式起訴…簡裁も気づかず刑確定

2011-04-24 22:00:55 | 法曹界
 広島区検が昨年3月、公判請求の対象となる盗品等運搬罪に問われた男性(当時35歳)を誤って略式起訴としていたことがわかった。

 広島簡裁も気づかず、罰金30万円の略式命令を出し、刑は確定している。
 同区検を管轄する広島地検によると、ミスは刑事処分などの統計処理をした際に発覚。担当の男性検事を注意処分としたが、裁判所などには伝えていなかった。
 同地検幹部によると、略式命令は、罰金・科料100万円以下の罪が対象だが、盗品等運搬罪は10年以下の懲役及び50万円以下の罰金のため、対象外。地検は「再発防止に努める」としている。

2011年4月23日12時40分 読売新聞


検察の司法過誤が止まらない。 
不祥事があるたびに再発防止教育をしているようですが、検察の司法過誤が無くならないのは採用する職員が明らかに能力が欠けているからでしょう。
検察は本当に実力のある人物を登用し、縁故採用などは止めたほうがよい。


国選弁護で接見回数水増し、弁護士に有罪判決

2011-04-21 23:56:33 | 法曹界
 起訴前の容疑者に国費で弁護士をつける被疑者国選弁護制度をめぐり、容疑者との接見回数を水増しして報酬を受け取ったなどとして詐欺罪に問われた元検事で岡山弁護士会所属の弁護士黒瀬文平被告(69)(業務停止処分中)の判決が21日、岡山地裁であった。


 田尻克已裁判長は「弁護士の社会的信用を傷つけ悪質だが、社会的制裁も受けている」と述べ、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。黒瀬被告は控訴する方針。

 判決によると、黒瀬被告は2007年3月~08年5月に被疑者国選弁護の担当事件6件と被告人国選弁護の担当裁判2件の報酬を日本司法支援センター(法テラス)に請求する際、接見回数を22回、公判回数を2回水増しした報告書を提出、正規の金額より約31万6000円多い約83万円をだまし取った。

2011年4月21日11時35分  読売新聞

 ヤメ検が、また守銭奴としかいいようがない犯罪をしでかした。これほどまでに法曹界が腐っている事に多くの国民は危機感を募らせていないのではないか。まったく社会正義なんて聞いてあきれます。

<脂肪吸引死>執刀医を逮捕 業過致死容疑で警視庁

2011-04-20 23:54:58 | 医療界
 品川美容外科の池袋院(東京都豊島区)で09年、腹部脂肪の吸引手術を受けた女性が死亡した事故で、警視庁捜査1課は20日午前、執刀した医師の堀内康啓(やすひろ)容疑者(37)を業務上過失致死容疑で逮捕した。堀内容疑者は調べに「自分に過失責任があったか分からない」と容疑を否認しているという。美容外科手術の内容を巡って強制捜査となるのは異例だが、捜査1課は証拠隠滅や逃走の恐れがあると判断したとみられる。

 捜査1課は同日午前、関係先への家宅捜索も開始した。

 逮捕容疑は09年12月2日、池袋院で東京都荒川区町屋7、無職、前田京(みやこ)さん(当時70歳)に対して脂肪吸引手術を行ったが、手術時の注意義務を怠った結果、2日後、内臓損傷で死亡させたとしている。

 捜査関係者によると、堀内容疑者は前田さんの下腹部の2カ所に開けた数ミリの穴から吸引管を皮下脂肪に挿入。管を前後に動かして脂肪を吸い込む際、誤って腸などに9カ所の穴を開けたという。

 捜査1課は、堀内容疑者が吸引管を動かす際に細心の注意を払わなかった可能性があると判断した。

 前田さんは手術後、池袋院で約2時間の休憩を取った際は異常はなく帰宅。だが、自宅で嘔吐(おうと)を繰り返したすえ死亡した。

 捜査1課は09年12月と今年3月に関係先を家宅捜索。カルテや手術の様子を映したビデオなどを押収し、手術中や前後の状況を調べるとともに、堀内容疑者や関係者から任意で聴取を続けていた。

 ホームページによると、品川美容外科は88年に開業し、現在は全国22カ所でクリニックを営業している。【山本太一、内橋寿明、小泉大士】

2011年4月20日11時26分 毎日新聞