別の医療機関で受けさせた磁気共鳴画像装置(MRI)検査費用を上乗せして自動車保険会社に請求し、保険金をだまし取ったとして、警視庁交通捜査課は詐欺容疑で、東京都渋谷区の整形外科院長、荻原孝容疑者(54)=中央区日本橋人形町=を逮捕した。同課によると「後でよく考えて話す」と認否を留保している。
同課によると、荻原容疑者の病院にはMRI検査設備はなく、荻原容疑者は患者らに「交通事故でけがしたことは告げず、別の医療機関でMRIを受診してほしい」と現金1万円を渡していた。交通事故では、MRI検査をした医療機関が保険会社に検査代を請求するが、荻原容疑者は別の医療機関から請求の委託があったように偽り、通常の治療費とMRI検査費を一括で請求。MRI検査1回につき2~4万円を上乗せして不正に請求していた。
逮捕容疑は平成23年7月から25年10月ごろまでの間、MRI検査費を上乗せした治療費7人分を11回にわたり不正請求。保険金計96万円をだまし取ったとしている。これまでに約20人分計180万円を詐取していたとみられる。
2015.4.6 13:30更新 産経ニュース
同課によると、荻原容疑者の病院にはMRI検査設備はなく、荻原容疑者は患者らに「交通事故でけがしたことは告げず、別の医療機関でMRIを受診してほしい」と現金1万円を渡していた。交通事故では、MRI検査をした医療機関が保険会社に検査代を請求するが、荻原容疑者は別の医療機関から請求の委託があったように偽り、通常の治療費とMRI検査費を一括で請求。MRI検査1回につき2~4万円を上乗せして不正に請求していた。
逮捕容疑は平成23年7月から25年10月ごろまでの間、MRI検査費を上乗せした治療費7人分を11回にわたり不正請求。保険金計96万円をだまし取ったとしている。これまでに約20人分計180万円を詐取していたとみられる。
2015.4.6 13:30更新 産経ニュース