医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

無資格で麻酔の疑い がんセンター歯科医師を書類送検 県警

2011-07-30 19:44:08 | 医療界
 県がんセンター(千葉市中央区)の歯科医師が資格のない麻酔業務を行なったとされる事件で、県警環境犯罪課と千葉中央署は29日、医師法違反(無資格医業)の疑いで、同センターの手術管理部長男性(47)=市原市=と歯科医師男性(38)=千葉市緑区=を書類送検した。歯科医師は、国が定めるガイドラインに沿って、研修としてがん手術などの医科麻酔をすることができるが、2人は、ガイドラインに従っていなかった疑いが持たれている。

 2人の書類送検容疑は共謀し、昨年5月28日~同年10月15日ごろの間、同センターで、がん患者10人に対し、歯科医師男性が手術中の全身麻酔を行った疑い。

 同課によると、2人は「ガイドラインにのっとていた。違反ではない」と容疑を否認。手術管理部長は、研修の指導に当る立場だった。

 国のガイドラインには、患者への同意や、関係学会へのインターネット上の登録が義務付けられているが、県警は、いずれも実施されていなかったと判断。

 また、患者10人のういち1人については、研修医が見学しかできない危険を伴なう麻酔業務を実施したとみられる。

 県警は、麻酔科医の不足を補うため、研修を逸脱した麻酔業務を歯科医師男性に行なわせていた可能性があるとみて、捜査している。

 中原原章センター長は「医師法違反容疑で当センター職員が書類送検されたことについて心配と迷惑をかけ誠に遺憾だ。当センターでは、そのようなことがないと考えているが検察の捜査には誠意をもって協力していく」とするコメントを出した。
 
 歯科医師男性は同センターに採用された昨年5~11月の間、計83件の麻酔業務を実施。医療事故は確認されていないという。

2011年7月30日 千葉日報

土下座させ学生の頭踏む=医学部教授を停職―横浜市立大

2011-07-29 21:39:57 | 医療界
 横浜市立大医学部の男子学生=当時(20)=に暴言を吐いたり、暴力を加えたりしたとして、同大は29日、医学部の50歳代の男性教授を停職3カ月の懲戒処分とした。
 同大によると、教授は被害者学生とは別の医学部の学生から相談を受けた際、被害者学生の問題行動が原因と思い込み、2月22日の医学部の学期末試験開始直前、試験会場で被害者学生に名誉を傷つける発言をしたという。
 被害者学生は身に覚えのない暴言の理由を聞くため教授の部屋を訪ねると厳しい叱責を受け、土下座をさせられ、頭を足で踏みつけられ、頭を丸めることを要求された。
 教授は同大の調査に対し、自らの一方的勘違いに基づき暴言や暴力を振るったことを認め、「心よりおわびし反省している。大学教員として持つべき品位、品格を持ち得ていなかった」と話しているという。

2011年7月29日(金)13時0分配信 時事通信


個性あふれる多彩な作品群 県医師会美術展

2011-07-28 22:55:25 | 医療界
 「第28回千葉県医師会美術展」が中央区の県立美術館で開かれ、医師42人が95点の作品を披露している。31日まで。

 同展は、県医師会(藤森宗徳会長)による文化活動の一環として1984年から毎年開かれ、医師と県民の交流を深めることを目的としている。
 
 洋画、日本画、版画、彫塑、工芸、書、写真と多彩な作品が並び、それぞれに個性とレベルの高さを競う。仕事の合間、長年にわたって各自がテーマを追求した作品は年ごとに充実ぶりをみせている。昨年12月、91歳で死去した同美術展の前実行委員長、加藤周さんの遺作となる陶芸作品も展示された。

 川村純一実行委員長は「地域医療の向上とともに、美術展の発展に尽くされた加藤先生をしのび、多くの人に来場してほしい」と話した。

2011年7月28日 千葉日報

大麻栽培容疑:山梨大付属病院の38歳医師を逮捕

2011-07-27 23:25:23 | 医療界
 山梨大は27日、同大助教で付属病院耳鼻咽喉(いんこう)科・頭頸部(けいぶ)医師、宮田政則容疑者(38)が大麻取締法違反(栽培)容疑で逮捕された、と発表した。星和彦副学長は会見し「大麻が体も心もむしばむと知っている医師が手を出し信じられない。申し訳ない」と陳謝した。

 関東信越厚生局麻薬取締部が24日に現行犯逮捕した容疑は、自宅マンションのベランダで大麻草3鉢を栽培していたとしている。「約3年前からインターネットの通信販売で種を購入して栽培し、気分転換のため自分で使用した」と供述しているという。

 同大によると、宮田容疑者は03年から同病院に勤務。外来患者を診察し、手術に立ち会うこともあったという。【岡田悟】

2011年7月27日 21時39分 毎日新聞
 

元警部、年俸増額を要求 品川美容外科捜査情報漏洩 病院への便宜見返り?

2011-07-25 23:15:07 | 法曹界
 品川美容外科の医療過誤捜査をめぐる資料漏洩(ろうえい)事件で、漏洩を唆(そそのか)した地方公務員法違反の疑いなどで逮捕された元病院の渉外担当で警視庁捜査1課OBの元警部、中道宜昭容疑者(53)が病院側に年俸を約300万円増額し約1千万円にするように求めていたことが24日、捜査関係者と病院関係者らへの取材で分かった。

 中道容疑者にコピーを渡したとして逮捕された捜査1課の現職警部、白鳥陽一容疑者(58)が、病院の捜査をめぐり医師の逮捕に慎重意見を主張していたことも新たに判明。警視庁は、両容疑者が、捜査をめぐって協力して病院に便宜を図り見返りを求めていた疑いもあるとみて調べている。

 関係者によると、中道容疑者の月給は病院に再就職した当初、約60万円程度で年俸約700万円だったが、今年2月ごろ、病院の総院長に対し「月に80万円ぐらい欲しい」と年俸約1千万円を要求したという。

 中道容疑者はその前から、白鳥容疑者から入手したとみられる捜査情報を病院内部に流しており、その見返りを求めた可能性もある。病院に再就職した当日の昨年3月1日から、捜査拠点が置かれていた尾久署に白鳥容疑者を訪問。捜査資料の一部とみられる患者の遺族名簿コピーを受け取っていた疑いもある。

2011年7月25日(月)7時55分配信 産経新聞

手口は暴力団の強請りそのもの、公金が絡んでいるだけ暴力団よりタチが悪い。いまだ、特高体質が抜けずに国民を苦しめ続ける反日的組織でしょう。もはや自力(同じ穴のムジナ)では更正が不可能な腐りきった役所です。
国民感情からすると、本事件の汚染度については、ゴキブリ級の嫌悪感をおぼえます。