手術でタオルが体内に約25年間置き忘れたままだったとして、香取市の男性(53)が「総合病院国保旭中央病院」を運営する旭市に損害賠償を求めた訴訟は29日、東京高裁(高世三郎裁判長)で和解した。関係者は和解内容を明らかにしていない。
一審東京地裁は5月、医師の注意義務違反を認定。脾臓(ひぞう)がタオルと癒着し、摘出したことで症状が残ったとして、約110万円の支払いを命じた。
2012年10月30日 千葉日報
一審東京地裁は5月、医師の注意義務違反を認定。脾臓(ひぞう)がタオルと癒着し、摘出したことで症状が残ったとして、約110万円の支払いを命じた。
2012年10月30日 千葉日報