医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

パナソニック子会社で2万件超える法令違反 3年前の違反確認で適切な対応せず 「主任技術者」不在など

2022-09-30 21:57:52 | その他
家電工事などを請け負うパナソニックの子会社で、2万件を超える法令違反があったことが分かりました。

パナソニックの子会社が販売店などから請け負ったエアコンなどの設置工事や修理について、約2万3000件の法令違反があったことが、外部調査委員会の調査で明らかになりました。

工事の際に、法令で定められている「主任技術者」を配置していなかったなど7つの違反が確認されています。

3年前に違反が確認されていましたが、販売店の利益を優先して適切な対応を取っていなかったということです。

法令違反があった工事のうち、不適切なエアコンの取付位置など不備が20件報告されているということです

パナソニックの子会社は、29日から相談窓口を設置しています。

2022年9月29日 TBSテレビ

パナソニックの関連会社プロバイダのハイホーが最低でした。個人情報に関する対応が遅々かつ杜撰でした。
苦情を述べようとすると驚くことに部署がなく契約者への対応がお粗末で言葉を失いました。

電気通信事業者としてコンプライアンス違反は明らかではないでしょうか。

公安職員、酒気帯び運転疑い逮捕 実在の社名あげ「会社員」と虚偽説明も…千葉・船橋東署

2022-09-27 22:01:23 | 傍聴記
 千葉県警船橋東署は26日までに、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで船橋市習志野台2、法務省公安調査庁関東公安調査局千葉公安調査事務所の統括調査官、野田政嗣容疑者(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は23日午後6時50分ごろ、同市習志野4の市道で酒気帯び状態で乗用車を運転した疑い。

 同署によると、軽乗用車に追突する事故を起こし、飲酒運転が発覚した。妻と子ども4人が同乗していた。

 容疑者は逮捕時、署員に実在する会社の名前をあげて「職業は会社員」と説明。25日の送検後、検察官の取り調べで「私の職業は公務員」と話したため、虚偽の説明が発覚した。容疑を認めている。

2022年9月27日 千葉日報

千葉県警の警部、強制性交疑いで再逮捕 5年前、集合住宅の部屋に侵入し DNA型が一致 盗撮容疑で2度逮捕

2022-09-21 19:49:39 | 傍聴記

 2017年に千葉県内で女性に性的暴行を加えたとして、県警は20日、強制性交と住居侵入の疑いで県警捜査4課の警部、岡田誠容疑者(45)=佐倉市染井野7=を再逮捕した。容疑を否認している。岡田容疑者は女性のスカート内を盗撮した疑いなどで、県警に2度逮捕されていた。

 逮捕容疑は17年7月23日午前2~3時ごろ、県内の集合住宅居室内に侵入し、成人の女性を刃物のようなもので脅すなどして性的暴行を加えた疑い。

 県警によると、現場から採取されたDNA型が、今月1日の再逮捕後に採取した岡田容疑者のものと一致して発覚した。女性は、事件翌日に被害届を管轄署へ提出していた。岡田容疑者は1997年に採用され、事件当時は同課の警部補だったという。

 岡田容疑者は8月12日、千葉市中央区の京成千葉駅のエスカレーターで、女性の背後からスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。

 今月1日には、6月30日に県内に住む女性の住宅敷地内に侵入し、入浴中の女性をスマホで盗撮したとして、同条例違反と住居侵入容疑で再逮捕された。

 県警の川口光浩首席監察官は「職員が凶悪事件の被疑者として逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。

2022年9月20日 千葉日報


大阪市立大病院に4400万円賠償命令 医療過誤で男性四肢まひ―地裁

2022-09-15 21:58:12 | 医療界
 2015年に大阪市立大付属病院で整形外科手術を受けた男性=当時(80)=が、医療過誤により四肢まひの重度障害を負ったとして、遺族が約6200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、大阪地裁であった。冨上智子裁判長は医師の過失を認め、病院を運営する公立大学法人大阪に約4400万円の支払いを命じた。


 判決によると、男性は15年12月、自宅階段から転倒して首を骨折。首を固定する手術を受けたが、誤った方向にねじが3本挿入され、神経の通り道を損傷した。その後、ねじを入れ直す手術が行われたものの脊髄が圧迫され、四肢まひの障害を負った。17年1月に心不全で死亡した。

 冨上裁判長は、ねじを入れる部分や角度が明らかに誤っており「基本的な手法に従っていないと評価される」と指摘。医師が手術中に神経状態を観察する機器の使用を怠ったことも過失と認めた。

2022年9月13日 時事通信社

東京医大に1830万円賠償命令 不正入試「選択の自由侵害」 東京地裁

2022-09-09 21:54:26 | 医療界
 東京医科大が入試の採点で女性らを不利に扱った問題で、元受験生の女性28人が慰謝料など計約1億5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁であった。

 平城恭子裁判長は「受験校選択の自由を侵害した」と述べて、うち27人の請求を一部認め、大学に計約1830万円の賠償を命じた。

 平城裁判長は、東京医大が2006~18年度の医学科入試で性別や浪人年数に基づいて、一部の男性受験生に加点し合否を調整していたと認定した。

 その上で「自らの努力や意思によって変えることのできない性別を理由に女性を不利益に扱うもので、教育基本法や憲法の趣旨に反する」と指摘。得点調整を公表することなく受験させたことは「自らの意思で受験校を選択する自由を侵害し、不法行為に該当する」と判断した。

 受験料や交通・宿泊費を損害と認め、慰謝料は1人当たり1回の入試につき20万円とした。本来であれば合格していたか、その可能性があった4人には100万~150万円を上乗せした。

 06年度に受験した原告の医師、長谷川麻矢さん(45)は判決後の記者会見で「女性差別が20万円で許されるのか。適正な額ではない」と述べた。医療現場について「男性医師が求められていると感じる。労働環境を正すべきで、差別は許されない」とも訴えた。

 弁護団は原告女性らの意向を確認し、控訴するかどうか検討するとした。 

2022年9月9日 時事通信社