船橋市の船橋二和病院で男性=当時(54)=が心臓治療中に死亡したのは医療ミスが原因だとして、千葉市内に住む50代の妻らが、病院を運営する医療法人社団「千葉県勤労者医療協会」を相手取り、約6700万円の損害賠償を求めていた訴訟は、病院側が遺族に5千万円を支払うことで、27日までに、千葉地裁(白石史子裁判長)で和解が成立した。
和解成立は26日。原告側弁護士によると、妻は「病院には謝罪してほしい。二度と主人のような人を出さないことを約束してほしい」と語った。病院側は過失を認めていないが、同弁護士は「事実上、死亡責任が認定された形だ」とした。
同病院の長谷川純院長は「残念な結果になったことに対し、ご遺族におわびする。再発防止や診療内容の充実に努める」とのコメントを出した。
訴えによると、男性は2004年8月、心臓バイパス手術の影響で狭まった冠動脈を広げるカテーテル治療を受けた際、冠動脈の一部が傷つき心筋梗塞(こうそく)を起こして死亡した。治療法や器具の選択に過失があったかなどが争われていた。
2010年8月28日 千葉日報
和解成立は26日。原告側弁護士によると、妻は「病院には謝罪してほしい。二度と主人のような人を出さないことを約束してほしい」と語った。病院側は過失を認めていないが、同弁護士は「事実上、死亡責任が認定された形だ」とした。
同病院の長谷川純院長は「残念な結果になったことに対し、ご遺族におわびする。再発防止や診療内容の充実に努める」とのコメントを出した。
訴えによると、男性は2004年8月、心臓バイパス手術の影響で狭まった冠動脈を広げるカテーテル治療を受けた際、冠動脈の一部が傷つき心筋梗塞(こうそく)を起こして死亡した。治療法や器具の選択に過失があったかなどが争われていた。
2010年8月28日 千葉日報